「痛みやかゆみがあるけど、どうすればいいの?」
「切れ痔はなぜ起こるの?」
「切れ痔を早く治したい!」
こんな悩みがある人は、お役に立てると思います。
ある日突然、トイレットペーパーに血が・・・
最初は「えっ!なんかの病気?」だと思い、本当にビックリしますよね。
それが、毎回の排便時に起きたり、肛門に痛みがあったり、ウォシュレットがしみたりしたら切れ痔の可能性があります。
そこで今回は、切れ痔の原因と私が体験した治し方をご紹介します。
また、私なりの排便時の痛みや突然のかゆみに対しての対処法も、下述にありますので一緒に見てください。
少し話がそれますが、この記事を作成している「ここ&もも」です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
私達は、実は双子!
作成と編集は「もも」が行っているのですが、今回は実体験のある「ここ」が、ざっと書いてくれたものをまとめています。
共感出来るところが少しはあるかもしれません。最後までご覧ください。
スポンサーリンク
目次
切れ痔の原因は2つある!
あなたが、トイレットペーパーに付いた血を見て「もしかして切れ痔?」とビックリされているかもしれませんが、実は、誰にでも起きる病気なのです。
この切れ痔になってしまう原因は、主に2つあります。
- 便秘による硬い便
- 下痢
1つずつ簡単に見ていきましょう。
便秘による硬い便
切れ痔になる人ほど、排便時の痛みから便秘になりやすいのです。
さらに、便秘が続いてしまうと腸内に水分が吸収されて、硬くなってしまいます。
硬くなった便を出すことによって、肛門の出口付近の皮膚が切れしまい切れ痔へとなります。
私は3日に1度という便秘体質だったので「今日は切れないでくれよ!」と祈りながらでしたが、結局おしりから血が出て痛みがありました。
下痢
下痢の時は、かなり勢いよく出ます。
その時の圧力によって肛門出口付近の皮膚が切れて切れ痔になります。
また、下痢の場合はトイレットペーパーでふき取る回数が増えることから、拭き過ぎにより傷が付いたり、乾燥したりするので切れ痔に繋がりやすくなります。
このように、硬くても水っぽくても切れ痔になりやすい為、腸内環境も気にする必要がありますね。
切れ痔の治し方
切れ痔になると「また切れちゃうかな」と思ったり、切れたら痛いし大変です。
ポイントは、初期の段階で早めに対処することです。
それでは、切れ痔の治し方に関してみていきますが、大前提「腸内環境を良くし便痛をよくすること」これは忘れないでくださいね。
これを、忘れてしまうと治りません。
それでは、腸内環境を良くすることから見ていきましょう。
腸内環境を良くする
上記で少し触れましたが、腸内環境を改善することが切れ痔を治す第一歩となります。
では、どんなものを摂取すれば良いのか?
- 食物繊維
- 乳酸菌
- ビフィズス菌
- 水分
この4つを適度に摂取しておけば、腸内環境が良くなります。
例えば
- ヨーグルト
- バナナ
- キノコ類
- オクラ・納豆・やまいも
- 水・スポーツドリンク・野菜ジュースなど
このような、食べ物や飲み物を意識しながら摂取し、適度な運動も加えれば、さらに効果的になります。
病院へ行く
切れ痔と分かっていても、恥ずかしさが先行し、なかなか勇気が踏み出せません。
しかし、どんな病気も初期の段階で適切な処置をしておくかで、早期発見や早期治療になります。
病院での治療の仕方は2つになります。
- 注入軟膏などを使用し治す
- 手術で治す
注入軟膏を使用して治す場合は、比較的初期の段階です。
治りも早い為、初期の段階で恥ずかしがらずに、病院へいくことをおすすめします。
切れ痔の痛みに耐えながら、ほったらかしにしておくと慢性裂肛や肛門狭窄症といった重度の症状になり、手術が必要となってくることがあります。
私は、この病院へ行くという決断が出来なかったので、慢性化する直前まで悪化してしまいました。
この事が、実体験から学んだことです。
スポンサーリンク
軟膏や座薬を使う
病院へ行くことに抵抗があるのであれば、市販されている軟膏を使います。
私が少しだけ使っていたのは、軟膏もしくは注入タイプです。
軟膏は、肛門の周りにしか塗れない為、それ程効き目は無いですが、かゆい時は良かったです。
効き目や効果を得たければ、注入タイプ。
やり方は簡単で患部に直接届くので、効き目が良かったように感じます。
但し、2つとも3つデメリットがあります。
- 排便をしたあとは、塗り直す
- お尻にガーゼをしないと下着が汚れる
- 切れ痔が慢性化してしまっていると治らないことがある
切れ痔を発症して、時間が経っている場合は勇気を出して病院へ行くことをおすすめします。
自然治癒力で治す
切れ痔は、基本的に自然の治癒力で治すことは可能です。
但し、条件が3つあります。
- 初期段階であること
- 便秘と下痢は改善していること
- お尻の周りはキレイにしておくこと
簡単にご説明していきます。
お尻の傷は手をケガした時より治りが早いと言われています。
ですが、切れ痔を繰り返していると自然治癒で治すことはできませんので、その場合は、病院での治療や、食事を改善し便秘や下痢を無くすことが必要となります。
また、患部が細菌によって炎症を起こすこともありますので、排便後は出来る限りウォシュレットを使いキレイにします。
ウォシュレットが無い場合は、代用品で市販されている「おしりふき」を使いましょう。
トイレで切れ痔の痛みを和らげる方法
お通じの時に、毎回痛くありませんか?
上記で少し触れていますが、切れ痔の原因の一つに便秘による硬い便がありましたね。
硬いと治りかけでもすぐに切れてしまうので、排便時に激痛が走ったりします。
そんな時に、私がやっていた痛みを少しでも和らげる方法をご紹介します。
但し、あまりにも切れ痔が進行してしまっていると、痛みは個人差が出てきてしまいます。
《やり方》
- 便器に座り、両手でおもいっきりお尻を広げ、排便をし易くします。
- 無理に排便するのではなく、ゆっくりとします。
- ウォシュレットでおしりを流し、ダブルのトイレットペーパーで優しく拭きとります。
単純なやり方ですが、個人的にはかなり痛みを和らげることが出来ました。
また、あらかじめ軟膏を塗っておくと、さらに痛みを和らげる効果が期待できます。
《注意》
この方法は、根本的に治す方法ではありません。
あくまでも、病院での治療中の時や、便秘解消されるまでの痛みを和らげるための方法です。
なので、排便をしてもトイレットペーパーに血が付くことはあります。
また、ウォシュレットの水圧によっては、患部がしみてしまうことがありますので水圧や洗い過ぎには注意しましょう。
切れ痔でおしりがかゆい!そんな時は軽めのウォシュレットと軟膏
突然、肛門付近にかゆみを感じたことありませんか?
しかも、我慢できそうで出来ないかゆみ。
おしりのかゆみの原因は、切れ痔が治っている証拠です。
怪我をしたり、手を切った時にかさぶたになって、その後、患部がかゆいことないですか?
切れ痔も一緒で、患部が治りかけている時に強いかゆみを感じることがあります。
そんな時に、私がやっていた対処の仕方をご紹介します。
《対処法》
- トイレに行き、ウォシュレットの水圧弱でおしりを洗います。(多少かゆみが抑えられます)
- トイレットペーパーで、お尻についた水を擦らず取ります。
- プリザエース軟膏を塗って完了です。
ウォシュレットとトイレットペーパーで患部のかゆみを取りきることはできませんが、ある程度抑えられます。
また、プリザエース軟膏は、切れ痔が再発した時に、私が使用しているもので、かゆみにも効くのでおすすめです。
もし、ウォシュレットがない場合は、トイレットペーパーをクルクルと手に巻き、水に濡らしておしりに押しあてるようにして拭き取りましょう。
《注意》
患部がかゆいからと、ウォシュレットで洗い過ぎたり、水圧強で洗うのはやめましょう。
それから、トイレットペーパーでゴシゴシ擦ったりするのも、乾燥や炎症に繋がりますのでやめましょう。
まとめ
切れ痔の原因と治し方などを見てきました。
大前提、切れ痔の治りを早めるには腸内環境を良くして、お通じをよくすることです。
その上で、今回ご紹介した4つの治し方を実践してみてください。
また、切れ痔が慢性化してしまうと、毎回排便時に切れてしまい、切れた痛みとウォシュレットがしみる痛みで大変です。
その後、突然おしりが、かゆくなることがあります。
少しでも、その痛みやかゆみを抑える為に、私がご紹介したやり方を役立てて頂ければと思います。
早めに治療して、快適なトイレにしていきたいですね。
スポンサーリンク