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何気なく体調が悪く、熱を測ったら34度台!

うそっ!

体温計が壊れているんじゃないかって思い、もう一度測っても体温が34度しかない。

 

普段、35度台とか36度台が平熱なのが、34度台になったら誰でもビックリします。

それと同時に、「本当に大丈夫なのか!?」と心配になります。

 

まずは、34度台の体温は大丈夫なのか?という答えと、体温を高める改善方法なども一緒に見て行きましょう。

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体温が34度台になったけど大丈夫?

体温が34度台の場合、低体温症が疑われます。

心配になられる方もいらっしゃいますが、大丈夫かどうかは、あなたの体温が34度になった状況によって違います。

要するに、大丈夫な時と大丈夫ではない時があると言う事です。

 

あなたの体温が34度の時は、次のうち、どれになりますか?

  • 風邪を引き風邪薬もしくは解熱剤を飲んだ
  • 平熱が34度台が多く慢性的
  • 標高の高い山で遭難もしくは海や川の中で助けを待っている状態
  • 雨が降り続く寒い中、マラソン続けていた

どれに当てはまりましたか。

1つずつ簡単に説明していきます。

 

《風邪薬や解熱剤を飲んだ》

平熱は高いのに、風邪薬や解熱剤を飲んだ時に、効きすぎてしまったからです。

この場合は、一時的に34度まで下がったのでビックリされるかと思いますが、翌日には平熱に戻っているケースが多いです。

 

もし心配であれば、温かい飲み物を飲んで体の中から温まりましょう。

 

《平熱が34度である》

最近は、34度台の低体温の人が増えてきています。

特に自覚症状もなく、風邪かな?としか思わない為、自分が34度台であることを気にしないようです。

 

なぜ、増えてきているかと言う原因は。

  • ダイエットなどで体が熱を作り出す食事をしていない
  • きゅうりやトマトなど体を冷やすものを食べている
  • デスクワークが多く体を動かさない為、筋肉が衰え、血流が悪くなっている
  • 体が冷えても表面ばかり温めて体内を温めていない
  • 体が冷える場所に長時間いる(エアコン・外など)

この様なことがあげられますが、原因がわかって安心してはいけません。

 

34度台が続くと、体の内側が冷えてしまっている為、様々な病気になる可能性が高まります

ですので、ほっといてはダメです。

下述にまとめていますが、体を温める改善策をおこない34度台から抜け出しましょう。

 

もし、改善策をやっても体温が改善されない場合は、別の病気の可能性がありますので、病院で見てもらう事をお薦めします。

 

《登山や海、川で遭難中》

この状況で、この記事を見ていること自体あり得ないので、無いとは思います。

気温が低かったり、海や川の中に居ると急激に体温が奪われてしまいます。

この状態が長く続いてしまうと、意識障害が起き、次第に意識が無くなり、最悪お亡くなりになってしまいます。

 

《マラソン》

これも、マラソンを続けながらとか、終わった後に冷静にスマホで見れるかと言うと、考えにくいですね。

上記の登山や海の遭難と一緒で、雨が降っている中、走り続けていると体に雨水が付き濡れます。

そのまま走り続けていると、体温が奪われて意識障害が起き筋肉の硬直などの症状が起きます。

誰も助ける人がいなければ、お亡くなりになる事もあります。

 

※雨の中を1日中ずぶ濡れで歩いていたりすると、同じような状況に陥る可能性もありますので注意です。

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体温が低い!34度から改善する方法

上記でお伝えしましたが、生活習慣の乱れによる慢性的な体温低下の場合は、改善する必要があります。

改善方法は6つありますので、順番に見て行きましょう。

 

お風呂で温まる

体を芯から温めるのに一番早くて楽で、血液の循環もよくなり疲れもとれるのがお風呂です。

また、リラックス効果や快適な睡眠を誘発する効果もありますから、気持ちよく入りたいですね。

 

《入り方》

  • 入浴前には足元からかけ湯をしてから入ります
  • 40~42℃のちょっと熱いと感じる程度のお湯に約10分浸かります

補足として、お湯に浸かったら5分は首までゆっくり浸かり、首や肩を回したりします。

その後は、足首を手で回したり、足の指をよく動かしストレッチをします。

ストレッチは凝りをほぐすので、固くなった筋肉や血行を促すので効果的なのです。

 

食事の改善

勘違いの食事ダイエットや、必要な栄養分の不足も体を冷やす原因になります。

今は1年中、野菜や果物がスーパーで買えますが、その中に体を冷やしてしまう物もあるのです。

 

《体を温める効果があるもの一部》

白米・肉・魚類・卵・チーズ・根菜類・ねぎ・生姜・ニンニク・梅干し・明太子・ココア・紅茶

 

《体を冷やしてしまうもの一部》

レタス・キャベツ・きゅうり・トマト・バナナ・パイナップル・牛乳・豆腐・豆乳・ヨーグルト・油・砂糖・マヨネーズ

 

冷やしてしまう食べ物や飲み物でも加熱すれば消化もよく、体も温まりますので工夫して食べてください。

また、ミネラルやビタミン摂取も大事なので、積極的に摂るようにしましょう

 

適度な運動

運動不足は体の機能を衰えさせますから、できるだけ筋肉を動かす運動をするようにしまうしょう。

 

《やり方》

ウォーキングは週に2.3回でも効果があるので、無理なく定期的に続けましょう。

  • できるだけ大股で、腕も肘を曲げて大きく振りながら歩きます
  • 早歩きと、ゆっくりした歩き交互に行います

家でのストレッチやスクワットも効果があるので、ウォーキングが出来そうもない人は、室内で頑張ってみましょう。

 

正しいダイエット

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食事でのダイエットは、体重が落ちる反面、栄養が偏りリバウンドしやすい体にし、低体温に導きます。

34度台の体温になってしまうと、代謝が著しく落ちてしまう為、逆にダイエットしにくくなってしまいます。

 

脂肪を落とすには、燃やすためのエネルギーとなる燃料を摂り込んで、運動をして筋肉を作ることです。

脂肪も減らし過ぎると、肌もかさかさになるので、良質な油を摂ることで補いましょう。

 

良くないダイエットの例

  • 断食
  • 偏り過ぎる食べ物(リンゴのみなど)

最初は、体温を上げることに専念し、体温上昇と共に基礎代謝もあがります。

その時に、正しいダイエットをすることをお薦めします。

 

お腹を冷やさない

お腹には、内臓が集まっているのでとても大切な場所ですから、外からも冷やさないことが大事です。

腹巻は冬だけでなく、冷えが気になるようであれば、素材を変えて着用するといいでしょう。

 

また、カイロをお腹や腰に当てると、血の巡りがよくなり、手足の血行もよくなります。

もし、カイロの貼る場所を知りたい時は、参考にして下さい。

参考:カイロを貼る場所間違っていませんか?最大限発揮する方法

 

一年中、冷えやすい人は特に気遣うようにすれば、改善が期待できます。

 

ツボをマッサージ

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を持っているので、ツボをマッサージするといいでしょう。

足の冷えや腰痛、下腹の冷えや下半身の血流を改善するツボもあるので、覚えておきましょう。

 

築賓(ちくひん)

ふくらはぎの内側のすねの中間にあるので、両手で包んで親指で強めに押す。5セットずつ。

三陰交(さんいんこう)

内側のくるぶしの上指4本分の所で、すねの骨を親指の腹で掴むように押す。5秒5回

八風(はちふう)

足の指付け根で左右4か所、手で足の指を裏側に強く曲げる。5秒1セットで左右5セット。

砲肓(ほうこう)

おしりのくぼみの内側で、左右同時に5秒押して離すを5回。

臀中(でんちゅう)

左右のお尻の少し上側にあり、軟球などを間に入れて転がす。左右30秒ずつ。

 

まとめ

体温が34度台って大丈夫なのか!や改善方法を見てきました。

体は正直で、体が熱を発するための食事や行動をしていれば体温は安定し、免疫力や新陳代謝も活発になって自己防衛できます。

でも、自己防衛出来ない場合は、どんどん衰えていき防衛すらできなくなり病気にかかり易くなります。

 

年中体が冷え気味、体調もずっと優れない、何をやっても改善しない人は、平熱をきちんと測ってみてください。

もし、平熱が34度台ならすぐに改善しましょう。

そうすれば、体調も良くなり不安もなくなって、心も体も上昇していきますよ。

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