冬は空気が冷たく乾燥しているので、鼻がつまりやすくなりますね。
口呼吸にすると、今度は喉が痛くなるので、できれば鼻呼吸にしたいです。
鼻がづまっていると寝ている時いびきをかいて、喉を傷める原因にもなります。
この時期特有の鼻づまりが辛いので何とかしたい!
この冬だけ起きる鼻づまりの正体は何なのか?と、原因に対しての対策もまとめています。
それでは見て行きましょう。
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目次
冬に鼻がづまりになり易いのはどうして?
寒い時期に鼻がつまると、風邪をひいたかなと思ってしまいます。
でも、熱もなく喉も正常で、鼻だけが辛くて、いったい何が原因なのか見て行きましょう。
1.鼻の乾燥(ドライノーズ)
鼻水は溜まったり垂れてきたりすると不快ですが、体にとってとても重要な役割を持っています。
乾燥から体を守るために、空気を加湿して体内に摂り込めるようにしている湿ったフィルターみたいな役割をしているのです。
なので、鼻水が垂れたり溜まったりするのは「やばいよ!」という自然な防御サインです。
《原因》
ドライノーズの原因は、乾燥です。
では、どのような原因があるのでしょうか?
- 室内や外の湿度が20%以下の所にずっといる
- エアコンの使い過ぎによる乾燥
- 鼻水を止める薬や点鼻薬を使っている
- 水分不足
一応、鼻水は正常時、気付かないうちに喉に自然に落ち、バランスを保っています。
でも、4つ原因によってバランスが崩れてしまって、ドライノーズになり易くなってしまいます。
特に、薬によって鼻水を止めている場合は効きすぎてしまいますので、冬場はなるべく使用しないように心がけましょう。
あまり酷くなり過ぎると、ウイルスや菌を鼻水をだして洗い流すことが出来なくなりインフルエンザや風邪になり易くなりますので注意が必要です。
鼻の粘膜が乾燥してカサカサになり、ムズムズして、鼻水がないのにかみたくなった場合はドライノーズの可能性がありますので病院で診てもらいましょう。
2.寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)
冬場は、外と室内の温度差が激しくなり、その寒暖差が刺激となって鼻の粘膜が広がり、粘膜がむくんでしまいます。
それが原因となって、鼻水や鼻づまりなどのアレルギー症状が出ます。
寒い外から温かい室内に入ったときに、すーっと鼻水が流れ出ることがありますが、それのことです。
冬に暖かいラーメンを食べて鼻水が垂れるのと一緒ですね。
《原因》
- 自律神経の乱れ
- 急激な気温の変化
これは、あくまでも温度差に反応しているので、ウィルスなどに反応している訳ではありません。
温度差が7℃以上の状況だと発生しやすいので、この温度差を無くすことが対策です。
私の母親は、冬場布団からでた時に、くしゃみが連発して鼻水がでていたのを覚えています。
体が感じる変化によっても起こるので、注意が必要ですね。
3.暖房器具によるホコリやカビ
夏場、エアコンを使用し掃除をせずに冬になって暖房を使うとカビの胞子が吹き出し口から出てきます。
当然カビだけではなく、お部屋にあるホコリが風によって舞ってしまいアレルギーを発症する原因となる可能性があります。
暖房器具は定期的にお掃除をすることと、お部屋も小まめにお掃除することで対策出来ますのでやってみてください。
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冬の鼻づまりの4つの対処方法
意外な原因がわかったところで、今度は対処方法を見ていきましょう。
1.マスクをする
冬のマスクは風邪予防だけでなく、冷たい空気から鼻を守ってくれる効果もありますね。
マスクをすることで、あなたの息によって湿った環境を作ってくれるので鼻の乾燥を防ぎ、ドライノーズになりにくくなります。
また、マスクをすると温かく、顔からの温度差も感じにくくなるため、寒暖差アレルギーにも効果が期待できますね。
顔はなかなか寒さを防げないので、マスクは最適と言えます。
また、市販されている加湿できるマスクをしたまま寝るのも効果があります。
これで、鼻や喉を寝ている間に潤してくれます。
鼻づまりになると、無意識に口呼吸になり口の中が乾燥してしまいますので、マスクは冬に欠かせないアイテムといえます。
最近は、1年中マスクをして寝ている方もいますので苦でなければしていきましょう。
2.部屋を加湿する
部屋をエアコンなどで暖めていると、空気が乾燥します。
せっかく鼻だけ通気をよくしても、お部屋の中が乾いていては意味がありませんので、加湿器を使って湿度を安定させましょう。
加湿器を使用すれば、大体50%以上になりますので、鼻だけでなく喉や肌もしっとりします。
湿度を上げ過ぎると逆にカビが発生しやすくなりますから注意が必要です。
※加湿器も色々タイプはありますが、超音波式は個人的にはお勧めできませんのでご参考にしてくださいね。
また、観葉植物も効果があります。
植物の葉は葉の表面から水蒸気が出ているので、夏場に森林や山に入るとひんやりしますよね。
観葉植物は、部屋のインテリアとしてもいいですが、そういった意味でも加湿器の役割をします。
オススメはサンベセリアやオリヅルランです。
土が乾いたらたっぷり水を上げるだけですので、比較的簡単です。
3.暖房器具を使用する前に掃除をする
エアコンやヒーターを使用する前に、必ず掃除をしましょう。
エアコンは掃除することは難しいので、吹き出し口を拭いてから電源を入れます。
電源を入れてすぐはカビが部屋に飛びますので暖房をMAXにして10分間くらいは窓を開けて外に逃がして上げます。
もちろん加湿器もフィルタータイプはカビが生える時がありますので定期的にフィルター掃除をするなど気を付けてください。
4.体を動かす
寒くてお部屋に引きこもったり、こたつの中にずっといると、血流が悪くなるので、体を少し動かしましょう。
室内で、ちょっと汗をかく程度で大丈夫。
ストレッチをするだけでも違いますので、伸びをして見たり屈伸をしていきます。
あなたがやり易い運動の仕方で大丈夫です。
まとめ
冬場の鼻づまりの原因をいろいろみてきました。
冬は寒いうえに空気が乾燥しているので、体もそれになかなか順応できません。
その為、肌だけでなく、口や鼻も敏感に反応が出てしまいます。
体に大切な湿度や潤いをできるだけ保つよう、工夫してください。
そうすれば鼻づまりだけでなく、肌や口も寒さに影響されにくくなります。
まず自己防衛、それから対策!
対処方法は簡単にできるものばかりなので、是非やってみてください。
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