つらい花粉症の季節がやってきましたね。
外に出れば鼻がムズムズ、目がちくちく、体が痒くなったりなどいろいろな症状が出て大変です。
中でも、鼻づまりが原因で夜寝れなくなって、寝不足の日がずっと続くことが何より辛いですね。
花粉症の季節はボーっとして、特に仕事や勉強に身が入らなくなってしまいます。
その花粉症の鼻づまりが辛くて寝れない状況を解消する一押しの方法と、なぜ日中は大丈夫なのに夜は鼻が詰まり易いのかをまとめてみました。
是非参考にして頂き、辛くて寝れない日が無くなれば幸いです。
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目次
花粉症で鼻づまりが辛い!一押しの解消法
花粉症によって鼻づまりが起きて寝れない状態が続いて、睡眠不足になるのはとても辛いことです。
布団に入って、鼻が詰まって寝れない!という事が起きないように、解消法をご紹介します。
寝る前や、寝ようとした時に鼻が詰まってしまった時に行うと効果的です。
鼻を温める
花粉症に限らず、鼻を温めたり蒸気を吸い込んだりすると鼻粘膜に効果があります。
そこで、効果的に鼻を温められる、蒸しタオルを使って鼻づまりを解消する方法です。
また、蒸しタオルは温めるだけでなく、湯気がスチーム効果になるので、鼻の乾燥も防いでくれます。
《やり方》
- 薄手のハンドタオルを水で濡らして軽く絞ります。
- ラップに包み、電子レンジ500Wで30秒ほど温めれば完成。
熱いので取り出す時には注意してくださいね。
これで、簡単に蒸しタオルができます。
布団にはいってから鼻に当てると、じわ~っと効いてきますので、気持ちよく寝付けます。
お茶を飲む
寝る前に水分補給ができ、しかも鼻づまりにいいノンカフェインのお茶を飲むといいでしょう。
また、温かいお茶を飲むことで体温が上がってリラックスし、睡眠を誘導してくれます。
アレルギーを抑える効果のある甜茶やルイボスティもいいですが、個人的にはミントティーがおすすめです。
私が好きなペパーミントティーやスペアミントティーなどのハーブティーは、飲み心地がよく、鼻もスーッとします。
薬を飲むのが嫌だとか、寝る前にいろいろとやるのが面倒という人は、お茶を飲むだけで効果が出るので、是非やってください。
寝つきに鼻づまりが無ければ、すぐに眠れますからね。
枕を高くする
花粉症の鼻づまりの状態は、粘膜が腫れることで起こっています。
枕を高くして寝ると、血液が頭や顔に集中し、粘膜にある血管がうっ血するのを防いでくれます。
うっ血しなければ腫れることがないので、鼻づまりが解消されます。
ただし、枕だけ高くすると喉が圧迫されたり、口呼吸やいびきの原因にもなります。
ですので、上半身から緩やかに傾斜がつくように、バスタオルやクッションなどを敷いて調整するといいでしょう。
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フリーズライトを使う
鼻の粘膜が膨張しているので、強制的に引き離すことで鼻づまりが、解消する方法です。
いびき対策グッズに「フリーズライト」がありますが、それを使っても効果が出ます。
フリーズライトは鼻腔拡張テープといわれるもので、外側から引っ張ることで通り道を作ります。
腫れてしまった鼻腔内を、ただ広げるだけという、とてもシンプルな方法なので、楽に鼻づまりを解消できます。
一般的には、いびきをかく人や無呼吸症候群の人のためにあるように思われていますが、アスリートも日中つけているほど優れているので、鼻をよくかんだ後に装着すると、眠りの質も高められます。
但し、粘着力が強いので肌が弱い方は気をつけましょう。
吸入器で鼻通りをよくする
耳鼻科での治療の後、吸入器で仕上げますよね。
その吸入器は、コンパクトな家庭用が市販されていて、家で手軽に吸入を行うことができます。
外から帰った後に使うと、鼻の中が蒸気で潤い、汚れも取り除けるのでとてもすっきりします。
寝る前に、15分ほど使えば、鼻が通りますし、蒸気が気持ちいいので寝つきよく眠れます。
1台あれば、鼻うがいと同じような効果があり、使用した後にフリーズライトを貼って寝れば、快適になります。
また、吸入器での鼻うがいも良いですが、普通の鼻うがいも効果がありますので参考にして見てください。
点鼻薬を使う
即効性を求めるなら、点鼻薬をしてから寝るといいでしょう。
よく鼻をかんだあと、両方にワンプッシュすれば、すぐに鼻が通るようになります。
点鼻薬はソフトなタイプもあるので、睡眠の妨げにはなりません。
ただ、あまり使用過ぎると逆に鼻の中が乾燥してしまうので注意が必要です。
鼻炎薬を飲む
鼻炎薬と言っても、さまざまな種類があります。
- 鼻づまりを解消するもの
- アレルギーを抑えるもの
など色々出ておりますので、あなたに合う鼻炎薬を選ばないといけません。
購入する時は、薬剤師のいる薬局やお店に行き、あなたの症状や悩みを相談しながら選んでもらうのが一番です。
花粉症であることと、鼻づまりで夜眠れない状況を解消したい旨を伝えれば選びやすいですよ。
どうして寝る時に鼻がつまり易くなってしまうのか?
昼間や寝る前までは、鼻づまりの症状があまり無かったのに、寝た途端に鼻づまりになったりしませんか?
これは、あなたの意識の中でコントロールできるものではありません。
実は、自律神経が影響しています。
自律神経と言ってもさっぱりわからない人もいますので、簡単にお伝えします。
- 日中体を動かしたり働いたりして活動している時は交感神経が働く
- 横になったり体がリラックスして休んでいる時(寝ている時)に働き出す副交感神経
この2つが、あなたの体の中では気付かないうちに切り替わっているのです。
その切り替わりの際に、鼻粘膜への刺激が過剰に反応するため、寝初めに鼻づまりが発生します。
では、どうして昼間は花粉症の症状が強く表れないの?っと思いますね。
それは、交感神経が症状を抑えているんです。
要するに、会社や学校で机で、仕事や授業を聞いて眠気が襲ってくることがあります。
その時は、副交感神経が働き出しているので鼻づまりになり易いんです。
眠気を覚ます為に、席を立ってトイレに行ったり体を動かしたりすると交感神経が働くので鼻づまりが和らぐこと言う事です。
花粉症の方が、夜寝ると鼻づまりになってしまうのは、体のオンオフの役割をする神経が大きく関わっているためです。
なので、過敏になった鼻粘膜を上手に抑えれば和らぐことが出来るのです。
まとめ
花粉症の鼻づまりによって夜寝れない状況を解消する方法についてみてきました。
解消法をすべて行えれば良いですが、時間的なものや合う合わないと言った事も出てきます。
あなたに合ったものを見つけて解消していきましょう。
また先日、何かの番組でイライラしやすい人は、花粉症になり易いとか悪化しやすいというのをやっておりました。
イライラすると、アレルギーのもとであるアレルゲンが肌に付きやすく、症状が出やすいと言っておりました。
イライラを無くせば少しは、花粉症の症状も和らぐかもしれませんね。
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