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インフルエンザに家族がかかってしまったら大変ですね。

とくに免疫力の弱い高齢者の方や子供は、一緒に居るだけで感染がし易くなりますので気を付けたいところです。

何とかして、家族内で感染が広がらないようにしたいものです。

特に受験生がいるご家庭や、赤ちゃんがいるご家庭は注意を払いたいですね。

 

先日、私の両親2人がかかった時に、掛かり付けの病院で教えてもらったり、私が1週間程同居をして行っていた予防法なども一緒にご紹介していきます。

もし、家族でインフルエンザにかかかってしまった人がいたら、参考にして見てください。

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家族内でのインフルエンザ感染ルート

インフルエンザウイルスは感染力が非常に高いウイルスです。

家族1人が感染して、その後全員に感染してダウンしたら、元も子もありませんので拡大させないことが最優先です。

ですので、まず予防の前に、家族内でインフルエンザ感染拡大の恐れがある感染ルートを知っておきましょう。

 

主な感染ルートは2つ

  • 飛沫感染
  • 接触感染 

 

《飛沫感染とは》

インフルエンザや風邪にかかると、咳やくしゃみの症状がでます。

感染者が咳やくしゃみをした際に、空気中に放出させたウイルスを、同居している家族が吸いこんで、口や鼻の粘膜に付着して感染するのです。

 

くしゃみを1回するだけで、感染者の前方2メートルの範囲には鼻水とウイルスのシャワーが降り注いでいる状態になっています。

 

《接触感染とは》

感染者は、鼻を噛んだり咳をした時に手で覆うなどした時などにウイルスが手に付着します。

いくら寝ているとはいえ、トイレに行ったり食事をしたりします。

その時に、ドアノブや水道の蛇口などを触れてウイルスが付着し、知らずに同居の家族が同じ所を触って、その手で口や目、鼻などを触ってしまい感染する事です。

 

外では、電車の吊革やエスカレーター、エレベーターのボタンなどに触ることが多いので、外出時は手を口や目、鼻などを触らないように気をつけましょう。

インフルエンザウイルスは目に見えないので結構怖いですが、私が同居した1週間はいつも以上に、外や家で敏感になり予防もしていました。

 

それでは、私が行った予防や病院で教えてもらった予防方法を見て行きましょう。

 

インフルエンザの家庭内感染を予防する方法

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インフルエンザのウイルスは感染の拡大は脅威的です。

今回ご紹介する予防方法は、家族にインフルエンザ感染者が居なくても実践していれば感染予防にもなりますのでやってみてください。

それでは、11個の予防方法を見て行きましょう。

 

抗インフルエンザ薬を飲む

抗インフルエンザ薬というとインフルエンザになってからと思いがちですが、親を掛り付けの病院へ連れていった時に「出しておこうか?」と聞かれました。

ただ、保険が効かないと言われたのでやめましたが、服用することで予防にもなるようです。

 

どうしても仕事や学校を休めない状態で、インフルエンザにかかりたくないという人には、おすすめです。

病院に行けば処方はしてくれますので、相談してみてください。

 

マスクを着用

上記で少しお伝えしましたが、くしゃみや咳などによる飛沫感染を防ぐことができます

感染者だけマスクをするのではなく、家族全員マスクをすることで予防に繋がります。

 

それから、家族が感染しているとウイルスが家の中に舞っています。

口や鼻にウイルスが入らないようにマスクを着用しているので、表面はウイルスが付いている可能性があります。

ですので、マスクが大量に入っている商品を購入して、小まめに交換するように心がけましょう。

 

インフルエンザにかかっている家族を別の用件で病院へ連れていた時に、窓口の方に「インフルエンザに感染しているけど、車の中で待っていた方が良いですか?」っと聞いたんです。

そしたら「マスクをしていれば大丈夫です」と言われましたので、他の人に感染させない効果はあるみたいですよ。

 

朝起きたらすぐに歯磨き 

朝起きた時、口の中は乾燥していて乾燥によって繁殖した細菌が数百億~数千億います。

その中にインフルエンザの侵入を助けてくれるプロテアーゼというのが繁殖しているので、歯を磨き外に出すことで予防出来るそうです。

 

これは、私が3年程前から行っている方法でもあります。

元々は、仕事で口臭に関してレポートを書いている時に、朝起きてすぐの口の中には細菌が沢山いることを知りました。

そこから朝起きてうがいをして、歯を磨くようにしています。

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手洗い、うがいの徹底

家族に感染者がいる場合は、どこに触れているかわからない為、少しでも触れた場合は手洗いを徹底しましょう。

感染の多くは接触感染ですので、手洗いは水洗いだけではなく、しっかり石鹸を付けて行うとウイルスを洗い流せて予防に繋がります

また、外出先から帰ってきたらうがいと手洗いは徹底するように心がけましょう。

 

緑茶を飲む

緑茶のカテキン成分がインフルエンザウイルスを抗菌作用があると言われています。

 

私は、1週間ほぼ毎日1ℓ以上のお茶を水分補給として飲み、両親も出来る限りお茶を水分補給として取る様に促していました。

喉や鼻は乾燥していますので、お茶によって喉と鼻の加湿効果もあり、おすすめです。

 

昆布を食べる

直接的に、インフルエンザに効くと言うことではありませんが、乾燥昆布を口に入れておくと唾液がでます。

唾液には殺菌効果がある為、昆布によって唾液を増やすのと昆布のヌメリ成分が乾燥を防いでくれ予防に繋がるとされています。

「めかぶ」や「わかめ」も同じ成分が入っているので昆布が無ければ代用できます。

 

部屋を分ける

感染者を隔離できるお部屋があれば隔離します

感染者が子供の場合はかわいそうですが、部屋を分けることで行動範囲を狭めて、極力感染を広げないようにします。

 

部屋が分けれらない場合は、マスクをして寝たり距離を置いて寝たり工夫をします。

 

感染者が触った物は煮沸消毒

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手にウイルスが付いている可能性がありますので、食器やタオルは煮沸消毒します。

 

私が1週間同居した時は徹底して煮沸消毒し、食器はすべて分けるようにしていました。

煮沸消毒をし過ぎてコップを1つ割ってしまいましたが、割らないように注意してくださいね。

 

《その他》

家族みんなで箸を付ける料理の場合でも、お皿を分けるなどすると良いです。

また、お風呂などでバスタオルを共同している場合でも接触感染する可能性がありますので分けることを徹底します。

 

消毒用エタノールで感染予防

感染者が触れたであろうドアノブなど気になる所があれば、インフルエンザウイルスが消えるまでは消毒用エタノールをスプレーして拭き取って接触感染を予防します。

 

お店の玄関などにあるハンドジェルなどでも可能です。

ハンドジェルの場合は、感染者の手の消毒にも使えるのでおすすめです。

 

感染者のティッシュは密封

隔離している部屋の枕元にスーパーのビニール袋を用意して、鼻をかんだらティッシュをすぐに入れて密封するようにします。

捨てる時は、ティッシュを入れたゴミ袋を開けてウイルスが飛び散らないように注意してください。

 

また、体調が少し良くなって来た時に、家族共有スペースでティッシュで鼻をかんだ場合、無造作に置いておけば、そこからウイルスが飛んで空気感染の可能性も起こりますので注意しましょう。

 

空気清浄機と加湿器

空気の入れ替えの為に、空気清浄機と加湿をして室内の湿度を50%以上に保ちます。

空気清浄機や加湿器が無ければ、窓を開けて空気の入れ替えを定期的に行い、やかんやポットにお湯を沸かし蓋を開けておくだけで十分加湿になります。

 

実家に空気清浄機と加湿器が一緒の製品があったので1週間はずっと稼働しっぱなしにしていました。

 

まとめ

インフルエンザ予防に効果のある11個を見てきました。

感染ルートは2つ

  • 飛沫
  • 接触

この2つに注意しながら11個の予防をしていきましょう。

ちなみに私が、両親と同居した1週間で行った予防は7つです。

  • マスク
  • 朝の歯磨き
  • 手洗い
  • 緑茶
  • 部屋を分ける
  • 煮沸
  • 加湿

これだけやっていたら、風邪っぽい症状で済みましたので効果はあったのではないでしょうか。

ただ、心配であれば、お金はかかりますが抗インフルエンザ薬を服用する予防法がおすすめです。

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インフルエンザにかかっている人にはなるべく近づかず、予防もしっかりして自分の身を守って行きましょう。

少しでも体調がすぐれなくなったら病院に早めに行ってくださいね。

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