毎年の事ながらインフルエンザが流行っていますね。
つい先日、母親が強烈な寒気と節々の痛みを訴えてきたので、急遽戻り病院に連れて行ったらインフルエンザA型に感染していたことが分かりました。
その2日後、父親が風邪っぽい症状が出始めて、少し節々の痛みを言い出し病院へ行ったら、同じくインフルエンザに感染していました。
でも、不思議な事に症状や治るスピードに大きな差があったんです。
- 母親は強烈な寒気と節々の痛み、食欲不振、めまいなどが続き7日過ぎには良くなってきました。
- 父親は熱も無く少しの寒気と節々の痛みが少しあり、病院に行く前日だけ寝ていただけで薬を飲んだ翌日には良くなりました。
明らかに父親の方が軽い症状だったんですが、こんなことがあるのでしょうか?
インフルエンザにかかっているのに、症状が軽い理由と軽かった時の対処の仕方を見て行きましょう。
ちなみに、私は喉の痛みと鼻水がだけの風邪っぽい症状だけだったので良かったです。
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目次
インフルエンザの症状が軽い理由
インフルエンザの症状の特徴は、母親の様な節々の痛みや寒気、高熱などが思い浮かびます。
では、父親や私の様な症状が軽い人がいるのはなぜか、その理由を見て行きましょう。
- 毎年インフルエンザの予防接種をしている
- ウイルスに対抗する免疫力が強い
- 症状が風邪っぽかったので風邪薬を服用
- インフルエンザA型以外にかかった
- 不顕性感染の可能性がある
この5つのどれかに該当すると症状が軽くなる場合もあるようです。
簡単にご紹介していきます。
毎年インフルエンザの予防接種をしている
インフルエンザの予防接種を受けている人は、全く症状が出ないか感染していても重症化せず軽い症状で済むようです。
実は、予防接種をしてもインフルエンザには感染します。
何故かと言うと、予防接種自体のワクチンは感染を防ぐのではなく発症を抑制する働きがあるからです。
なので、一度ワクチンを打っておけば感染しても症状を抑えてくれます。
ウイルスに対抗する免疫力が強い
インフルエンザは、体が弱っているとなり易い傾向があります。
逆に、予防接種も打っていなくても症状が軽い人もいますが、その人は体が超元気な状態であると言うことです。
要するにウイルスに勝つだけの戦力が体の中にあると言う事ですね。
今回、私と父が風邪見たいな軽い症状だったのは、ウイルスに勝つだけの免疫が高かったと考えられますが、インフルエンザは甘くはありませんので今後は安心してはいけません。
症状が風邪っぽかったので風邪薬を服用
インフルエンザの症状が軽いと「風邪かな?」と間違いやすく、風邪薬を服用する人もいます。
基本的には、風邪薬の効き目は薄いのですが、熱を抑えたりする成分などが入っているので、その影響で症状が抑えられて軽くなることがあります。
ちなみに私は、両親に会った1日目から風邪っぽい症状が出ていたので、すぐに風邪薬を飲みました。(父親も飲んだと言っています)
母親は、血圧を下げる薬などを服用している為、市販薬との相性などもあり服用しませんでした。
※普段から病院にかかっており薬を処方されている方は、自己判断で風邪薬などを服用するのは止め病院で診察を受け適切に対処してもらいましょう。
インフルエンザA型以外にかかった
インフルエンザにはB型C型とあります。
A型にかかるとインフルエンザにかかったとわかる症状が出る為すぐにわかるのですが、B型C型に関してはA型より症状が強力では無い為に、風邪と勘違いしてしまう事が多いです。
インフルエンザが周りで流行っていたり、普段あまり風邪などを引かない人が風邪などの症状が出た場合は、早めに病院へ行きましょう。
不顕性感染の可能性がある
ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うとインフルエンザに感染しているけど症状がでないことです。
要するに、体の中にはウイルスがいても発症しない為、自分では「風邪」だという意識しか無く、気づかず普通の生活を送っている人の事です。
不顕性感染の人は、日常生活を普通に送れるため、かなり危険です。
気付かないうちにウイルスをまき散らしている可能性もありますので、あなた自身が風邪気味だなっと感じたら、マスクを着用し手洗いもしっかりして、うつさないように心がけましょう。
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インフルエンザに感染しても軽い人の症状とは?
10人いれば10人とも違いが出ることがありますが、基本的には風邪っぽいけど少しきつい状態です。
但し、子供の場合は免疫力が弱かったりするので少し症状が悪化することもあります。
- 微熱程度
- 風邪の症状より少し酷い
- 全身の関節痛やだるさなどが出る(人によります)
この症状は、普通の風邪と間違ってしまうくらいなので、食欲もあり生活する上では問題なく動けます。
今回の父親を見ていても普通に動いていたので、母親がインフルエンザと診断されていなければ、病院にも行かず気付かなかったはずです。
インフルエンザにかかって重症化している人は、明らかに症状でわかりますが、風邪っぽいと風邪薬を飲むだけで病院へ行かなかったり、インフルエンザと気付かないうちに治ってしまう事が多いのではないでしょうか。
しかし、インフルエンザは感染力が高い為、あなたは大丈夫でも周りの家族や友達、同僚などにうつる可能性は十分あります。
風邪とインフルエンザは季節的にかぶってしまうので症状が軽い場合は判断することが難しいので、すぐに病院へ行き診断をしてもらう事が安心です。
インフルエンザの症状が軽い時の対処の仕方
自分では大丈夫と勘違いをしまうので、間違った対処をしてしまっている可能性があります。
病院でインフルエンザと診断された時と、病院に行かず風邪っぽい症状だった時の対処方法を見て行きましょう。
インフルエンザと診断された時
意外と症状が軽く、風邪と思って病院に行ったらインフルエンザと言われた時の対処方法です。
◎症状が軽くても外出はNG!?
基本的には、症状が軽い重いに関わらずインフルエンザを発症した場合は、体内には他の人にうつすだけの力があるウイルスがいます。
安易に外出をして、感染拡大をしなように注意してください。
基本的に、発症した日から5日後までは外出を控えてゆっくり休養をしましょう。
◎症状が軽いけど体力の回復を優先に!
症状が軽くても、体の中にはウイルスがいます。
ウイルスをやっつけるには体力を付けることが一番の近道になります。
- バランスの良い食事
- いつもより早く寝る
- 長湯をしない
このような点に気を付けて体力回復を最優先にしていきます。
病院に行かず風邪っぽい症状だった時
上記で少し触れましたが、冬の季節は風邪とインフルエンザがかぶります。
間違いやすいので、風邪薬を飲んでも効きが悪かったり少しでも、違和感を感じたら病院で診てもらった方が安心です。
まとめ
インフルエンザの症状が軽い理由と対処の仕方を見てきました。
実際、インフルエンザにかかっても父親の様に症状が軽い人はいます。
- 予防接種を受けた
- 免疫力が強い
- 風邪薬を服用
- インフルエンザB型C型に感染
- 不顕性感染
これからの、どれかが症状を抑えてくれている状態です。
ですので「軽い=治った」では無く発症から5日は外出を控え、体力回復を優先に行ってください。
※インフルエンザになった人は要チェック!会社を休む時の対処法
冬場は、周りの人が咳をしていたり、あなた自身が風邪っぽい症状が出た時はマスクと手洗いをしっかり行いましょう。
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