frequently-nose-bleeds

こんにちは。ここ&ももの「ここ」です。

 

何もしていないのに、鼻からタラ~と鼻血が垂れてきた!

しかも、頻繁に鼻血が出ると何かの病気なのでは?と心配になります。

 

私も何もしていないのに鼻血が出る事がありました。

その経験を含めて、頻繁に鼻血が出る原因と対処の仕方をまとめてみましたので、ご覧ください。

それでは、原因から見ていきましょう。

スポンサーリンク

鼻血がよく出る原因

そもそも鼻血は、どこから出るのか知っていますか?

簡単にお伝えすると、鼻血のほとんどが鼻の入り口から1cmくらいの所にある、キーゼルバッハという部位から出ています。

 

キーゼルバッハは粘膜が弱く、細かい血管が密集しているため、ちょっとした衝撃を与えるだけで鼻血が出てきてしまいます。

例えば、顔を強く洗ったら出てしまった!なんてこともあります。

念のため、場所を覚えておくだけでも役立ちますので、画像を参考にしてみてください。

kiesselbach_area

引用:鼻血について|田上クリニック

画像で見ると毛細血管が密集しているのがわかりますね。

それでは、原因を見ていきましょう。

 

アレルギー性鼻炎などによる鼻のかみすぎ・無意識に鼻をほじりすぎ

アレルギー性鼻炎や風邪にかかっていませんか?もしくは、クセで鼻をホジホジしていませんか?

アレルギー性鼻炎に限らず風邪やインフルエンザなどを発症したとき、鼻の粘膜は弱く傷つきやすくなっています。

この状態で、くしゃみや鼻をかむ機会が増えると、粘膜が刺激されて鼻血が出ることがあります。

 

また、鼻血が頻繁に出る原因として多いのは、鼻をほじることで出血してしまうことです。

特に、ほじりクセがある人や、小さい子どもは無意識のうちに鼻をホジホジするため、粘膜が傷つき鼻血が出やすくなります。

それから、アレルギー性鼻炎を発症している子どもは、鼻がムズムズしたり違和感があると、いじってしまい鼻血の原因にもなりますので、気を付けましょう。

 

鼻の粘膜の乾燥

冬になると鼻血が頻繁に出る人は、空気の乾燥が原因の可能性があります。

空気が乾燥すると鼻の粘膜が乾燥しやすく、ちょっとした刺激でも鼻血がでてしまうことがあります。

 

乾燥していない時と同じように鼻をかんでしまったり、ほじってしまうとティッシュや指に血液が付着していた!なんてこともあります。

 

一時的な血圧上昇や血行が良くなった

日常生活の中で一時的に血圧を上昇させる行動をすることで、血流量が増えて鼻血が出るケースがあります。

例えば

  • トイレでいきむ
  • しゃがんで物を拾う

ほんの少しのことですが、体に力が入ることで血圧が上昇し、鼻血が出やすくなることがあります。

 

以前、車関係の仕事をしていた時、車の下をのぞくことがあり、頻繁に鼻血が出ることがありました。

季節的に夏場が多く、しゃがみながらのぞき込むので、恐らく一時的に血管が拡張して血流が良くなり、鼻の粘膜が破れたことが原因かもしれません。

 

また、お風呂に入って鼻血が出たというケースもあります。

これは、お風呂によって血行が良くなり、粘膜の毛細血管が拡張したことが原因です。

もっと詳しく知りたい人は、参考に見てください。

参考:お風呂で鼻血が良く出るのはどうして?出た時の正しい対処法

 

鼻血が出てから日が浅い

昨日鼻血が出たのに今日も出た!なんてことありませんか?

2日連続とか、毎日ずっと出ると不安になりますよね。

病気が原因の場合は心配ですが、外的要因や故意の場合は心配いりません。

 

例えば

  • 鼻をほじり過ぎた
  • 鼻をかみすぎた
  • 便が硬くていきみすぎた
  • お風呂に入り過ぎた

ただし、初期の原因が、上記4つであっても、止まってから1週間~2週間は、再発しやすくなります。

治りかけの切り傷で例えると、しっかり完治していないと何かの拍子に切り傷がパクっとひらいて血が出ることがありますよね。

鼻血も止まってから時間が経っていない状態で、負荷をかけると傷口がひらいて出てしまうことがあります。

 

毎日鼻血が出ることがありますが、しっかり完治するまでは負担をかけないようにしましょう。

スポンサーリンク

病気や処方されている薬の可能性

最近、突然鼻血がでるようになったり、鼻血がでても止まるまで時間がかかったりしていませんか?

もしかしたら病気の可能性や服用している薬の影響かもしれません。

 

糖尿病や高血圧、動脈硬化などの病気になると血管が弱くなり鼻血が出やすくなります。

また、血液の病気である白血病や血友病は、キーゼルバッハからの出血はもちろん、全身から出血しやすく、止まりにくいのが特徴です。

このように、さまざまな病気が隠れていることがあります。

 

《病気かどうかの見極め方》

3つご紹介します。

  • キーゼルバッハではない場所から鼻血
  • 鼻血の直前に刺激を与えていない(突然鼻から垂れてくる)
  • 鼻血が止まらない

どれも危険な病気が隠れている可能性がありますので「止まったから大丈夫かな!」と思わず早めに病院へ行きましょう。

 

服用している薬で、血栓や心筋梗塞を予防する為のワーファリン。

いわゆる、血液サラサラにするものを服用していると鼻血が出やすくなったり、出ても止まりにくかったりします。

 

鼻血を止める正しい対処法

止める方法はズバリ!

上記の画像でお伝えした、キーゼルバッハを圧迫させるだけです。

 

つまむだけでも止まりますが、正しい方法で早く止めていきましょう。

  1. まず、イスに座ります。
  2. 頭を少し下にし、小鼻をつまみキーゼルバッハを圧迫させます。
  3. 心を落ち着かせてれば早ければ5分以内に止まります。

※長くても15分以内には止まりますので、しっかり止まるまでは、じっとしていましょう。

 

但し、ケガや病気の場合はキーゼルバッハを圧迫しても止まらないことがあります。

もし、15分以上経っても鼻血が止まらなかったり、量が多ければ病気の可能性も考えられます。

また、あまりにも長い期間、鼻血が出続けていても心配ですから、病院へ行き診てもらいましょう。

 

鼻血を止める際の間違った対処法

how-to-stop-wrong-nosebleeds

あなたは、上記の正しいやり方以外で、どんな止め方をしていますか?

もしかしたら、無意識のうちに間違った対処法をやってしまっているかもしれません。

 

実は、昔から言われていた方法が間違っていたんです!

具体的には

  • 上を向く
  • ティッシュを詰める
  • 首の後ろをたたく
  • 鼻筋の硬いところをつまむ

あなたも1つくらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

なぜ間違っているか!1つずつ簡単に説明していきます。

 

上を向く

鼻血が出た状態で仰向けになったり、座ったまま上を向いてしまうと、逆流し喉へ流れてしまいます。

その時に、むせたり吐き気が起きてしまう事があります。

 

ティッシュを詰める

ティッシュを詰める行為は、誰でも一度はやったことがあるくらい定着しています。

しかし、鼻血が止まったあとティッシュを取り出す際、せっかく出来たカサブタが一緒に取れてしまい粘膜を傷をつけてしまう恐れがあります。

 

首をたたく

首を叩いたからといって鼻血が止まることはありません。

むしろ首をたたくことで、刺激されて止まりにくくなる可能性もあります。

 

鼻筋の硬いところをつまむ

目と目の間の鼻筋をつまむという間違った知識があります。

私も、この知識が残っており、やっていた記憶がありますが、これでは鼻血を止める行為にはならないですね。

 

まとめ

頻繁に鼻血が出る原因と正しい対処の仕方などを見てきました。

病気などによる鼻血もありましたが、ほとんどの原因はキーゼルバッハを刺激したことによっての出血でしたね。

 

もし、鼻血が出てしまったら間違った方法はせず、キーゼルバッハを圧迫すれば数分で止まってしまいます。

最後に、通常粘膜が弱くなっていなければ、鼻を強くかんだり、ホジホジしても滅多に鼻血は出ません。

突然、頻繁に鼻血が出るようになったら早めに病院で診てもらうよう心がけましょう。

スポンサーリンク