花粉症で咳が止まらない時は、本当につらいです。
最初は花粉症の影響?と疑ってしまうかも知れませんがアレルギー症状の1つです。
一度咳が出始めると、ちょっとした喉の刺激によって咳が続いてしまい、生活に支障をきたすこともあります。
そこで、咳が出た時に、今すぐ出来て効果がある対処法をご紹介します。
また、咳が止まらない時に飲む薬は何が良いのか?と、咳と一緒にでることがある痰について、まとめています。
では、早速対処法を見て行きましょう。
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目次
花粉症で咳がひどい時にすぐ出来る対処法
咳はもともと、ウイルスや細菌などを、体の中に入れないようにするための防衛本能です。
なので、咳をすること自体は決して悪いことではありません。
ただ、冒頭で少し触れましたが花粉アレルギー体質の人は、ちょっとした刺激で過剰に反応が出てしまい、咳がひどかったり、止まらなかったりするのです。
もっと詳しく、花粉症で咳がでてしまう原因を知りたい人は参考に見てください。
それでは、今すぐにできる対処法を見て行きましょう。
マスクで花粉をシャットダウン
まずは、どんなに良い対処をしても、防御しておかないと意味がありませんね。
咳込んだ後にマスクをしても意味がありませんが、つけていれば花粉が入り込みません。
マスクをせず咳こんでしまったら、飲み物や飴で咳を潤して咳を止めてから、マスクをすると良いです。
また、マスクは外出時だけっていう人もいますが、家の中でもつけておくことと、毎日新しいマスクに変更することを忘れないようにしてください。
飲み物で保湿!ゆっくり飲んで痰も洗い流す
咳こむ場合は、飲み物は必須です。
喉に良く、温かい飲み物を積極的に取り、常に潤いを持たせておきます。
- はちみつレモン
- 緑茶
- 白湯など
これらを、ゆっくり飲めばイガイガが緩和され、喉に溜まっている痰も洗い流してくれますから、慌てずに飲みましょう。
加湿器や温かい飲み物で喉を保湿
寝る時や日中も知らない間に、口呼吸になっています。
乾燥すると喉の炎症に繋がってしまう為、加湿器で乾燥を防ぐことで炎症を和らげてくれます。
また、乾燥している時に良くやっているのですが、上記でご紹介した飲み物を飲む時に、蒸気がでます。
その蒸気を吸い込むのも、潤いを与え咳の抑制にも繋がりますのでやってみてください。
のど飴で乾燥を防ぎ炎症を和らげる
いつもバックの中に入れておけば安心です。
アレルギーはいつ入ってくるかわかりませんし、咳が出てしまうと、すぐに止めることはできません。
のど飴を常備しておけば、すぐに舐められて喉を潤わせ、炎症を抑えてくれます。
あくまでも飴の役割は乾燥を防ぐ事ですから、のど飴でなくても大丈夫。
ミント系のタブレットでも飴ほどの効果はないですが、唾液が少し出るので若干でも抑えられます。
うがいをする
咳が出た時に、うがいはきついので、一旦落ち着いたら行います。
うがいは、喉についた花粉を取り除くこともできますが、日常的に行う事で色々なウイルス予防にも繋がります。
また、鼻の炎症が咳の原因にもなっている可能性もありますので、家庭用吸入器があれば使用しましょう。
鼻と喉を一緒に潤すことで、炎症した鼻の粘膜も緩和してくれ、結果として気管支の炎症を抑えることになります。
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花粉症で咳が止まらない時に飲む薬はなに?
咳が止まらないと少しでも早く、そして少しでも長く症状を止めておきたいですね。
そこで、市販されている花粉症の薬で、咳の症状を緩和してくれるものをご紹介します。
但し、1つ勘違いをして欲しくないのは、市販薬の咳止めすべて効果があると言う事ではありません。
花粉症による咳は、アレルギー反応から来ていますから、アレルギー反応を抑制してくれるものでないと、効果的ではありません。
では、アレルギー反応を抑制して、咳の症状を抑えてくれる市販薬をご紹介します。
アレグラFX
病院で処方されている抗アレルギー薬と同じ成分が入っていて、副作用も出にくくなっています。
1日2回飲む為、1回の効果時間は短いですが、眠気も少なくお腹がすいていても飲めるところが良いです。
アレジオン20
私の兄がこれを服用しています。
効き目が長く、寝る前に飲めるので、日中の仕事や授業などで眠気に影響が少ないのが良いところです。
ちなみに、これも抗アレルギー薬と同じ成分が入っています。
市販薬を服用に関して注意点が3つあります。
《注意点》
- 花粉症の薬を処方している場合は、かかり付けの病院で相談の上、服用するようにしてください。
- 今回ご紹介したもの以外にも、沢山あります。服用後に眠気を伴う商品もあり、日中のお仕事や授業などに影響がでる可能性がありますので、飲むタイミングに注意しながら服用しましょう。あなたの日常に合わせたものや、あなたの体に合うものを選択すると良いです。
- 市販薬は、すごく効果がある人と、ない人がいます。個人差が出てしまうことがある為、お金が無駄になってしまう事があります。無駄を省きたいと言う事であれば、病院へ行き処方されたものを飲んでいた方が効き目が全然違います。
花粉症の時期に咳と一緒に出る痰には注意?
通常、痰(たん)がでることは咳と一緒で防衛本能にあたりますから、気にする必要はないのです。
しかし、花粉症の時に、咳と一緒に痰がでる場合は、他の病気を併発している可能性がありますから、注意が必要です。
では、他の病気を併発しているか、どのように見極めるかというと「痰の色」を見ましょう。
《花粉症の痰の色》
ほとんどが無色透明の痰になります。
《他の病気を併発している痰の色》
無色透明以外の痰で、ネバネバしていたり臭いがあると、風邪やインフルエンザ、肺炎などを併発している可能性があります。
では、この色の付いた痰がどうして出るのか?というと。
一番身近な風邪やインフルエンザで、簡単に説明しますと、発症した時に良く黄色い痰が出ますよね。
これは、体の中に入った風邪の菌や、インフルエンザウイルスを退治した抜け殻が、無色透明の痰と混ざる為、黄色くなっているんです。
体が頑張っている証拠でもありますが、他にも違う病気が隠れている可能性もあります。
色の付いた痰が長く続くようであれば、早めに病院へ行くことをおすすめします。
まとめ
花粉症で咳が止まらない時に効果的な対処法などをみてきました。
咳には、喉に潤いを与えてあげることで緩和されますが、忘れてはならないことが1つあります。
あくまでも、花粉症で咳が出るのは、花粉による炎症であること。
病院で処方してくれるものを服用し続けていれば、花粉症の症状が緩和される為、咳がひどくなることはありません。
今回の対処をすることも重要ですが、それ以前に花粉対策をしっかりしておきましょう。
また、咳と一緒に出る無色透明以外の痰にも、さまざまな病気が隠れている可能性がありますので、気を付けていきたいところですね。
喉や鼻の炎症を無くして、少しでも緩和していきたいですね。
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