花粉症の症状で頭痛を経験したこと無い人は、目や鼻水やくしゃみだけと思っている事が多いです。
しかし、その症状とは別に頭痛があるんです。
急に頭が痛くなって、風邪なのか花粉症のせいなのか、わからなくなってしまいます。
私の母は、数十年前に花粉症デビューして毎年大変で、たまに頭痛がくるそうです。
そこで、今回は
- 花粉症の症状で頭痛がなぜ起きるのか!
- 市販の頭痛薬で治まるのか?
- 花粉症の頭痛対策
この3つがわかるように、まとめております。
それでは、花粉症の頭痛について、さっそくみていきましょう。
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目次
花粉症の症状で頭痛がなぜ起きるのか!
花粉症で頭痛になったこと無いと、急に頭が痛くなるとビックリしてしまいます。
考えてもいなかった事が起こると、不安な気持ちになるのは当然ですね。
花粉症による症状であれば、他に重大な病気が隠れていることはありません。
簡単にお伝えすると「鼻づまり」が原因で起きています。
なので、通常の頭痛とは根本的に違いますから、間違えないようにしましょう。
鼻づまりから起こる頭痛は主に3つの原因からです。
- 鼻づまりによる酸欠
- 副鼻腔炎との併発
- 花粉症によるストレス
1つずつ、見て行きましょう。
鼻づまりによる酸欠
花粉症の人は、なるほど!と思った人もいるはずです。
鼻が通っている時は、何も感じないですが、風邪やアレルギーなどで鼻づまりの症状が出ると苦しくなります。
その時に、頭がボーっとしますよね。
それと同じことが、長期間にわたり続いてしまう為、酸欠状態になり易いのです。
簡単に流れをまとめると
- 鼻の粘膜に花粉が付着し、アレルギー反応で腫れてしまう
- 粘膜が腫れると、鼻の中の奥が狭くなり、取り込む酸素が少なくなる
- 脳に酸素が行きづらくなる為、脳が苦しい状態が続きます
- 酸欠になることで頭痛が起きます
これは、自然と起きてしまう症状です。
頭痛の症状は、人それぞれで母親のように軽めの頭痛の人もいれば、胸の鼓動と同じ間隔でズキンという強い痛みが出る人もいます。
あとは発症すると起きる、くしゃみや喉の痛みなども起こる為、酸素不足になり易いのです。
副鼻腔炎との併発
いわゆる蓄膿症です。
副鼻腔炎は、ちょっとした風邪などの症状から始まって、免疫力が弱った所にウイルスなどが感染して起こります。
これも鼻の通りが悪くなり、酸欠になって頭痛になっていくしくみです。
但し、この副鼻腔炎を併発しているかどうかは、初期の段階では判断しずらいです。
母が副鼻腔炎になった時は、ただの風邪と勘違いをしていました。
母から聞いた判断の目安としては、
- 鼻をかんだ時に、奥につまっている感覚がある
- 鼻をかむとサラサラな鼻水では無く、黄色い固まり、もしくは薄緑色の固まりが出る
一つの目安として、チェックしてみてください。
花粉症の場合は、サラサラな鼻水しかでないので2番目がわかりやすいですね。
知らず知らずに、ウイルス感染して併発してる事もありますので、鼻をかんだ時に注意して確認すると良いです。
花粉症のストレス
花粉症になると、さまざまな症状がでるためストレスになります。
やはり一番は、鼻づまりによる慢性的な睡眠不足のストレス。
そして、くしゃみなどからくる首のこりと、肩こりなどの症状があります。
これらは、時期が終わるまで続く為、慢性的な頭痛になり易くなります。
私の母も、季節になると昼寝をして常にイライラしています。
やはり、花粉症によって心や体に影響を与えやすいですね。
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花粉症の頭痛は、頭痛薬で治まるの?
治まるか治まらないか!というと、一時的に治まることはあります。
但し、一時的によくなっても、再度、鼻が詰まり酸素不足になっていきます。
この鼻の症状、もしくは花粉症の症状を緩和させることが一番の近道です。
頭痛薬を飲む時の注意点2つ
1つ目は、市販の頭痛薬を飲む時は、自己判断しないことが重要です。
下述でもありますが、花粉症の薬を服用している事がほとんどです。
その場合は、病院で頭痛の症状を伝え、処方してもらう事をおすすめします。
2つ目は、花粉症の薬と頭痛薬との飲み合わせに注意です。
もし、病院に行く時間もなく、自宅にある市販の頭痛薬を服用する場合は、成分がかぶっているものが無いか確認してください。
1つでも成分がかぶっている場合は、併用せずに医師から処方される薬で対応しましょう。
花粉症の頭痛対策
花粉症の頭痛対策は
- 適度な運動と質の良い睡眠
- 病院で診察してもらう
この2つになります。
鼻づまりがあるなら、鼻が通るようにしたり、喉の不快感なら喉対策、くしゃみならそれを抑えることをすれば、呼吸が楽になって脳まで酸素が行き届き、脳が酸欠状態にならなくなります。
それでは、花粉症の頭痛の対策を見て行きましょう。
適度な運動と質の良い睡眠で対策する
頭痛の原因は、酸欠でしたね。
この酸欠状態が無くなれば、頭痛にならなくなるということですから、軽めの運動と睡眠で体力と代謝を向上していきましょう。
適度な運動は、花粉の時期に外に出るのは辛いですから、家で軽めのストレッチやスクワットなどをするだけで代謝があがります。
代謝が上がれば免疫の向上も見込めますので、出来る範囲でやりましょう。
質の良い睡眠は、鼻が詰まっていては良い睡眠がとれませんね。
実は、日中と布団に入った時では、布団に入って寝ていた方が鼻づまりがひどくなるのです。
それを解消する方法がありますので、参考に見てください。
参考:花粉症で鼻づまりが辛くて寝れない!一押しの方法をやってみて!
少しずつ運動と睡眠が改善されれば、良い対策になります。
病院で診察をしてもらい対策する
上記でお伝えしたように、通常の頭痛とは根本的に違うので、頭痛薬を飲んでも一時的なものです。
一度、耳鼻科で診察をすれば的確ですし、副鼻腔炎を患っているかも診てもらえますから、しっかり対処することができます。
まとめ
花粉症で起こる頭痛の原因と対策をみてきました。
鼻づまりは、とにかく苦しく慢性的にボーっとして酸欠状態になっています。
その結果、頭痛に繋がっていきまず。
自宅や市販されている頭痛薬の併用時は、自己判断せず飲み合わせにも、注意して服用して下さい。
迷ったら病院にて処方してもらいましょう。
頭痛は、花粉症の諸症状を抑えれば完全に防げるので、まずは鼻の通りを良くします。
また鼻の病気も併発している恐れもありますから、まずは耳鼻科で的確な受診をおすすめします。
この時期だけの頭痛は、花粉の影響の可能性があることは、覚えておきましょう。
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