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花粉症の時期に咳が出る時がありますが、どうして咳がでるのか疑問ですよね。

初期の段階では、花粉の影響なのか、風邪なのかわからない状態です。

しかし、咳が出た時点で何かしらの処置をしないと、大変なことになってしまう事もあります。

 

ちなみに、私の母に聞いたところ咳は出るみたいですが、花粉症で出ているのかわからないと言っておりました。

全然、良い回答が得られなかったですね。

 

そこで今回は、

  • 咳が出る原因
  • ほっとくと喘息になる?

この2つに関して、まとめてみました。

 

これで「ほっとくと大変なこと」の正体がわかってしまいましたが、参考になると思いますので読み進めて頂ければ嬉しいです。

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花粉症の症状で咳が出る原因

花粉症で咳が出る原因のほとんどは、アレルゲンやホコリが体の中に入らないようにするための反応です。

特に、花粉症の人は敏感になっている為、少しの刺激によっても症状がでることがあります。

 

それでは、咳が出る原因を、もう少し詳しく見て行きましょう。

 

鼻づまりから口呼吸になり喉に花粉が付着する

花粉が喉に付着することで、咳が起こる流れを簡単にお伝えすると

  1. 花粉で鼻がつまる
  2. 頻繁に口呼吸になる
  3. 空気と一緒に花粉などを口から吸い込み喉に付着します
  4. 異物として反応し咳が出る

このような流れになりますが、少しだけ付け足してお伝えします。

 

花粉症の症状の鼻づまりは、鼻の粘膜に付着した花粉が原因で炎症を起こし、その影響で腫れてしまい起こります。

その結果、鼻呼吸が苦しくなり、自然と口呼吸になって行きます。

口は鼻のようにフィルターの役割をしてくれるものが無い為、花粉などのアレルゲンが呼吸と共に、喉にはりつきます。

 

人の体は、外部からのホコリやアレルゲンを異物として認識をする為、咳や痰が出て体外へ出そうとしているのです。

この場合は、咳もありますが痰の方が多くでる場合もあります。

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口呼吸による口内が乾燥し炎症を起こす

花粉症の人はしかたが無いのですが、口呼吸をしていると、口の中が乾燥しますね。

本来多少の花粉が口の中から侵入しても、唾液の分泌が多ければ洗い流してくれます。

しかし、口の乾燥により唾液の分泌が少なくなると、花粉だけでなく、ウイルスやホコリなども入りやすくなってしまい、それによって咽頭炎になり咳こむことがあります。

 

また、口呼吸による喉の渇きも、長く続くことで炎症を起こし咳も出やすくなります。

喉がイガイガしている時がサインですので注意しましょう。

※咳のほかに、喉の痛みや熱なども出てくる事もあります。

 

鼻水が喉に流れることによって咳が出る

花粉症の時は、アレルギー反応によって、体の外へ花粉を追い出そうと懸命に鼻水出します。

しかし、鼻の穴から全部出ればいいのですが、多すぎて喉の方に流れ込んだ鼻水を、出そうとすることで咳がでます。

 

また、寝ている時も注意です!

仰向けに寝ていると、鼻水が喉に下がってくることでも起きますから、急な咳込み起きてしまい寝不足になることもあります。

 

《後鼻漏の心配も》

後鼻漏は、本来鼻からでるはずの鼻水が出ず、喉の方へ流れて行くものです。

ずっと流れてしまう為、炎症を起こし咳が起きたり、不快感も続く為、治療が必要になってきます。

 

もう一つ咳がひどくなる原因がありますが、それは下述をご覧ください。

 

花粉症の咳をほっとくと喘息になる?

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基本的には喘息になる可能性はあります

ちょっと怖いですよね。

 

原因は、2つあります。

  • 鼻の炎症が気管支まで伝わる
  • 炎症により、気管支が敏感になる

本来、鼻からに入った花粉自体は、体内へ侵入することは無いので、気管支まで到達することはありません。

しかし、花粉症の人は、鼻の粘膜は常に腫れて炎症を起こしています。

この炎症が続くと、様々な炎症性細胞が元気になり、その中の一部が気管支まで伝わっていき、炎症を起こします。

 

また、気管支が炎症を起こすと、すごく敏感になります。

口呼吸をした時に、ちょっとのホコリやアレルゲンもしくは寒暖差などでも咳が止まらなくなります。

これは、アレルギー反応に対して敏感になっている証拠なので、このまま咳がひどくなり長期間続くことで喘息になっていきます。

 

でも、喘息ってどうやって判別するのか分からないことがありますので、簡単にご紹介します。

《喘息はどんな症状》

咳が繰り返し起こり、炎症によって気道が狭くなっている為、息をするのもつらいです。

また、息をするたびに何かがつまっているような音「ヒューヒュー」「ぜーぜー」という音が空気を吸う時に聞こえます。

この症状が出た場合は、喘息も疑いましょう。

 

《症状が出る前に早めの治療を》

判断は、咳止めを飲んでも効き目が無いと感じたらすぐに病院へ

喘息は長期的になりますから、決して軽視せず、咳が出始めた時に病院へ行き、適切な処置をしましょう。

 

まとめ

花粉症で咳が出るのはなぜかと、ほっとくと喘息になるかもしれないを見てきました。

ほとんどの原因は、アレルギー反応です。

特に、花粉の時期は、炎症もひどくなってますから敏感になります。

少しでも鼻や口からアレルゲンを入れないように気を付けたいところですね。

 

もちろん、何もせず喘息になったら大変です。

咳が出たら、まずは緩和させるようにすれば、だいぶ楽になりますので、対処法をご覧ください。

参考:花粉症で咳が止まらない!今すぐできる効果的な対処法

 

咳の対処をしつつ、早めに病院で診てもらうことをおすすめします。

花粉症の咳に関して疑問が無くなっていれば幸いです。

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