花粉症の季節になると、鼻や目に入るとアレルギー反応が出て真っ赤になっちゃうこともありますね。
花粉症対策に、ゴーグルやマスクをして、しっかりガードしているけど防ぎきれないものです。
そこで、目や鼻の花粉症の症状に効果があるワセリンをご紹介していきます。
今回は、
- ワセリンが一番良く効く塗り方
- 花粉症にワセリンが効果的な理由
- おすすめのワセリンの種類
この3つがわかります。
花粉症の人たちの間でもよく使われている、ワセリンの塗り方などを早速見て行きましょう。
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目次
花粉症にワセリン!効き目抜群の塗り方
花粉症対策にワセリンが良いと聞くけど、どこにどうやって塗れば、効果が高いのかわからないですよね。
そこで、花粉症の母親も実践している効き目抜群の塗り方をご紹介します。
但し、塗り過ぎはテカテカするので、注意してくださいね。
外出前に鼻や目の周り、お肌に塗る
ワセリンの効果が発揮させるのは、外に出る前に家で塗るのがポイントです。
塗るところは3箇所です。
- 鼻の周りや鼻の中
- 目の周り
- 痒みが出るお肌
まずは、鼻から見て行きましょう。
鼻の周りや鼻の中の塗り方
鼻の周りは「鼻の下」と「鼻の穴の周り」に薄く塗って行きます。
鼻の中は、厚く塗ると効果が高いので、綿棒にワセリンをたっぷりつけて塗っていきます。
控え目に付けていると効果がありませんし、くしゃみをすると全部取れてしまいます。
なので、くしゃみをしたら塗り直しましょう。
もし、鼻の中はちょっとと思えば、私の母のように塗った後に、マスク着用すれば躊躇なく塗れますよ。
目の周りの塗り方
塗る前に、花粉が付いているかもしれませんので手を良く洗いましょう。
指にワセリンを付けて、まぶたから目の下まで目の周りに薄く塗ります。
女性のアイメイクの場合、下まぶたに綿棒などで、なるべく薄く塗るといいでしょう。
メイクの邪魔にならないよう、工夫して調整してみてくださいね。
痒みが出るお肌の塗り方
肌がチクチク痒くなったりすることがありますね。
そんな時に花粉の影響を受けやすい場所にワセリンを塗ると効果があります。
出ている部位で痒くなる場所があるなら、薄くのばして塗っておくといいでしょう。
保湿効果もあるので、空気がまだ冷たく乾燥しているこの時期には、両得とも言えそうです。
携帯してこまめに塗る
朝出勤前に家で塗っても、時間とともに薄れていきます。
ワセリンの効果が効いている時間は、3時間~4時間程度です。
鼻がむずっとしたり、目がごろっとしたら効果が薄れてきているので、その様になる前に、すぐに塗れるよう携帯しておきましょう。
ワセリンにはチューブタイプもあるので、バッグに入れておけば、いつでも対処できます。
お風呂上りや就寝前に塗る
お風呂上りの肌に塗ると、痒みを防ぐだけでなく、保湿効果もあるので肌が潤います。
また、布団などに花粉が付着している事もあり、寝ているときに痒くなると大変です。
なので、寝る前に鼻の粘膜に塗っておくと、花粉対策と夜特有の鼻づまりを防ぐことができます。
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どうして花粉症にワセリンが効果的なの?
実際、塗り方を見てきましたが、ワセリンは花粉症に対してどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。
ワセリンを目や鼻、肌に塗ることで以下の効果があります。
- 目や鼻に花粉が入る前にキャッチし侵入をブロック
- 肌がワセリンでコーティングされている為、皮膚に触れない
花粉症の症状は、目のかゆみ・くしゃみ・鼻水など沢山あります。
すべて花粉が鼻の中に入ったり、目に入ったりすることで起こる症状です。
ワセリンを塗ることで、ハエ取り紙のように花粉をキャッチして侵入を防いでくれます。
鼻の中に沢山塗って、花粉が入って来ても粘膜に花粉が付かなくなりますので症状を抑える効果が発揮されます。
また、花粉が肌に付いて痒くなっても、ワセリンを塗ることで、コーティングの役目をしてくれるので効果的です。
花粉症におすすめのワセリンってどんな種類があるの?
ワセリンと一口にいっても、いくつか種類があります。
原油から精製されていますが、その中でも自然由来で副作用が少ないものを選びたいですね。
ワセリンを低刺激でベタベタしない順番に並べるとこの様になります。
- サンホワイト
- プロペト
- 白色ワセリン
- ベタガード
- ヴァセリン
肌がベタつかず、低刺激の「サンホワイト」「ペロプト」「白色ワセリン」がおすすめです。
ただし、花粉症対策に効果があるだけで、ワセリン自体が花粉症に効くわけではありませんので間違えないようにしてくださいね。
それでは、5つを1つずつ見て行きましょう。
サンホワイト
日本で入手できるワセリンの中で一番の高品質で、純度が高いので安心して使えます。
パッチテストでも、他のワセリンでかぶれた人も、これには反応が出なかったくらい低刺激です。
サンホワイト自体は、比較的柔らかいですが、気温が低くなると固くなりやすいです。
使用する時は、コタツに短時間入れておくか、手に取っ体温で温めてから塗りましょう。
柔らかいとよく伸びるので使用感が軽く、テカりにくいので顔につけるのに重宝しますよ。
プロペト
白色ワセリンを精製した医療法のワセリンで、細菌感染を防ぐために加熱減菌処理が施されています。
すごく低刺激なので、皮膚科でよく使われたり、眼科で出される塗り薬の機材に利用されています。
体温で温めなくても柔らかいので、使い勝手がいいです。
市販品もあるので、通販で購入することができます。
白色ワセリン
不純物の含有量が少ない白色ワセリンも、医薬品扱いと化粧品扱いの2種類あります。
それぞれの違いをお伝えします。
日本薬局方白色ワセリン
第3類医薬扱いで、傷の保護を目的としているため、酸化防止剤や香料などは一切入っていません。
顔や目の周り、アトピーなどの皮膚の弱い人や、赤ちゃんなどにも使え、ドラッグストアで手軽に購入できます。
ワセリンHG
日本薬局方と比べ品質が落ち値段も安めですが、スキンケアで刺激の少ないワセリンとして使われています。
チューブがあるので携帯でき、量も調整できて便利ですが、固くなるので出しにくくなるので注意してください。
ベタガード
ペタガードサンワセリンをホホバオイルでゆるめたもので、ハンドクリームと同じ感覚で使えます。
柔らかく少量でもスーッと伸び、肌なじみが良くさらさらになります。
さらにローズマリーの香りがほのかにしますが、好き嫌いがあるので、嫌いな方は違う物にしてください。
ワセリン独特の使用感が苦手な人や、メイクに取り入れたい人には使いやすいでしょう。
ヴァセリン
一番知名度の高いヴァセリンは、日常使いとして低価格で大きさもいろいろあり、家族みんなで使えます。
ただ、精度は低いので、肌荒れしやすく、傷に塗って却って悪化してしまったケースもあります。
元々お肌が弱い方は低刺激のワセリンを選択した方がよいです。
刺激が少しあるのを知らずに、花粉対策にと使うと、かぶれたりする恐れもあるので、出来る限り白色を使いましょう。
まとめ
花粉症対策に効くワセリンの塗り方と効果などをみてきました。
鼻や目への花粉の侵入を防いでくれるだけでなく、痒みを抑えたり、保湿効果もあるのでとても便利です。
また、精度の違うものがあるので、今回ご紹介した種類の中で、あなたに合うものを選択してください。
何も考えずにワセリンがいいからという理由で購入すると、肌に合わない事もあり逆効果になるので注意が必要です。
花粉の時期だけでなく、年中肌対策に使えるので、1つ持っていると重宝します。
ただ、良いものほど傷みやすいので、できるだけ1シーズンで使い切るようにしましょう。
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