外に長時間いなければならない時に、役立つのがカイロです。
今や、使い捨てカイロは大きさも様々、つけ方も選べるようになり、コンビニですぐ買えて便利ですよね。
ただ、寒いと感じるところや、冷やしたくない場所に貼っても、あまり温かく感じないって思ったこと、ありませんか?
実は、普通に貼るだけでは効果が出ないので、カイロが最大限に発揮できる場所に貼っていきましょう。
どこに貼るのがいいのか!大きさはどのくらいが良いのか!など、カイロの効果を最大限発揮できる貼る場所を、さっそく見ていきましょう。
スポンサーリンク
目次
冷え性に効果的なカイロを貼る場所
毎年冷え症に悩まされている方であれば、カイロを貼って体を温めたいですね。
でも、なかなか温まらないという方に、効果的な貼る場所を紹介しましょう。
全身の冷え
全身が冷えるからといって、カイロをあちこち貼ると効果を発揮してくれない場所も出てきて無駄になってしまいます。
貼るポイントがありますので、正しく貼って行きましょう。
・背中(肩甲骨の間)
肩甲骨の間は内臓の神経が集まっているので貼ると以下の様な効果があります。
- 胃腸の働きが活発化
- 血流がアップ
- 血液循環がよくなる
- 全身が温かくなる
体の内側から温かくしていく感じです。
肩甲骨の間は結構幅がありますので一番大きいカイロを縦向きに貼ると良いです。
また、手足の先が冷たく、靴下を履いて寝ている方もいるでしょうが、それよりも肩甲骨の間にカイロを貼って寝てみてください。
きっと靴下はいらなくなりますよ。
・首(後ろ側)
首の後ろの付け根を触ると背骨の出っ張りがありますので、そこに貼ります。
ここは太い血管が通っていて、貼ることで以下の効果があります。
- 血液循環がよくなります
- 冷えを解消するツボが背骨の出っ張りの下にある
ここも内部から温めて体を芯から温めてくれますので一番大きいカイロを使用すると良いでしょう。
カイロだけではなく、入浴時にシャワーで温めることで冷え性改善にもなりますのでやってみてください。
下半身の冷え
外でのスポーツ観戦やイベントの時に、余り動かないと下半身は冷えやすいです。
そんな、下半身の冷えに最適な貼る場所は2か所あります。
・仙骨(おしりの少し上)
仙骨は尾てい骨から3センチくらい上になります。
ここは体の中心部にあり、骨盤の中心で働く場所で、重要な神経や血管が通っていますが、座りっぱなしでいると血行が悪くなりがちです。
下半身だけでなく、内臓の神経に影響のある血管も通っているので以下の効果があります。
- 全身の血流循環もよくなる
- 全身にもいきわたり、手足の冷えにも効果がある
- 末端冷え性の方には特におすすめ
普段座りっぱなしの方は、貼ることで血行がよくなりますので一番大きいカイロを貼ってばっちり対策をしていきましょう。
・丹田(おへその下)
おへそから指4本くらい下に丹田というツボがあり、カイロを貼ると以下の様な効果があります。
- 冷え性が解消する
- 内臓から温めてくれる
- 基礎代謝が上がりダイエット効果もUPする
腰と丹田に大きめのカイロを貼ることで、前後から温められ、効果がさらにアップします。
足の冷え
冷え性の方で足の先が特に冷える方は多いのではないでしょうか。
そんな、足先の冷えに効果のある貼り方をご紹介します。
・足首(内くるぶしの上)
内側のくるぶしから指4本上にツボがあります。
ここに小さめのカイロを貼って温めると以下の効果があると言われています。
- むくみ解消
- 冷え性解消
カイロを貼るだけでは無く、ツボを押したり、シャワーで刺激しても効果がありますので入浴中にゆっくりとツボを刺激するのもよいです。
スポンサーリンク
体のコリに効果的なカイロの貼る場所
冬は寒いので体が心底冷えて、関節の動きや血流が悪くなり、あちこちが凝ってしまいます。
カイロを貼ることで血流をアップさせ、コリをほぐす効果が得られます。
いわば温シップのようなもの。
直接貼らないので肌に優しく、穏やかな温かさが続くので、寒い時期にぜひ試していただきたいです。
肩こり(首の下)
肩こりは、直接肩にカイロを貼って行くことで、血行がよくなり肩こりがが改善していきます。
但し、肩こりを改善しようと肩に直接貼っても、改善していないという声も聞きます。
それは肩こりの原因が肩ではなく、周辺からきている凝りのケースかもしれませんので、その場合は以下をご覧ください。
首コリや背中コリ
肩甲骨に沿った僧帽筋を温めましょう。
僧帽筋は、肩甲骨の上にかぶさっている筋肉で、首を支える筋肉に密接に関係している為、背中や首こりになり易いです。
貼るポイントは、背骨の中心に左右の肩甲骨の飛び出ている部分一帯を温めるようにしてください。
必ず服を着て、一番大きいカイロを左右に貼るといいですね。
腰痛
慢性な腰痛の場合、腰を暖めるのは確かにいいのですが、実はお腹が冷えているケースがあります。
お腹をさわってみて、確かめましょう。
くびれや腰の上下も触って、冷たく感じるようであれば、そこにカイロを貼って温めます。
冬は服を着ることで感覚が鈍りますから、肌に触って状態を確認することが大事です。
体の不調に効果的な貼り方
カイロのは緩やかな温かさが長時間続き、肌に直接貼らないのでかぶれなどの心配がありません。
それを活かして、凍えている体からくる不調を改善しましょう。
腹痛や下痢
冬はお腹が冷えやすいので、お腹が痛くなったり、ひどくなると下痢になってしまいます。
そんな時は、腹巻とカイロを常備していると非常に便利です。
上記でお伝えした、おへそから指4本下にある丹田の位置にカイロを貼りましょう。
ここに貼ることで血行が良くなり、お腹も温まって痛みや下痢が緩和されます。
疲労回復
体の疲れは骨盤に影響していることが多く、立っても座っても体を支えているので溜まりやすいのです。
腰の骨盤にすぐ上の、左右に貼ることで、疲労回復に効果を発揮します。
カイロを貼ってはいけない場所
色々とカイロの貼る位置などをお伝えしてきましたが、貼ってはNGな場所が3つだけあります。
- 心臓付近
- わきの下
- 頭
この3か所は絶対貼らないでください。
本来温める必要のない心臓付近や、熱を逃がしている脇の下などを温めてしまうと、めまいや吐き気などの症状が出る場合があります。
ですので、被らないように工夫して貼りましょう。
まとめ
カイロの効果を最大限に発揮できる貼り方についてみてきました。
出たての頃は、ポケットに入れる用に作られていて、つい落としたり温めにくいなど、不便な点も多くありました。
今は、服に貼って直接体が温められるよう工夫され、大きさも選べるようになり、さらに欲しい時にはコンビニやドラッグストアで手軽に買えるようになりましたね。
私は貼るカイロを結構使わせてもらっています。
私の場合は、冷え性はあまりないのですが、夜お腹が痛かったり、座りっぱなしも多いので腰の痛みも多少あります。
そんな時に貼ると緩和されて、痛みも和らげてくれます。
使い方は色々ありますので、上手に使って体を温めて凝りや痛みが緩和できるカイロを寒い時期には、ぜひ使ってみてくださいね。
スポンサーリンク