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ひと昔前、風邪気味だったり完全に引くとお風呂入っちゃダメ!っと言われたことありますよね。

なので、私はそのまま寝ていたことが記憶にあります。

でも実はこれは日本だけの風習だったんですね。

 

果たして本当にお風呂に入らない方が良いのか?正しい方法などをまとめています。

風邪気味もしくは風邪を引いてお風呂に入るか困っていたら見て頂ければ解決できますので見てください。

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風邪を引いている時にお風呂はいいの?

結論からお伝えすると風邪の度合いにもよりますが入浴をした方が良いです!

風邪気味程度であれば元気な状態が殆どですから、逆に入った方が早く治ることもあります。

では、なぜ昔から言われ続けてきたのでしょうか?

 

ひと昔前までの考え方

昔から風邪を引くとお風呂に入ってはダメと言うことが言われ続けてきました。

なぜか!?

現在、ほとんどの家は中にお風呂があると思いますが、ひと昔前の家屋であれば母屋とお風呂が離れているという事が多かったんです。

 

実際、私の実家は4年前までお風呂が離れておりました!

なので、せっかくお風呂に入って体が温かくなっても一度、外に出ないといけなんですね。

そうすると湯冷めをしてしまいさらに風邪を悪化させてしまうのでは!?という理由から言われ続けてきたそうです。

 

今でさえ快適になりましたが、冬場実家に帰った時はお風呂に入るのが嫌でしたね。

せっかく、こたつやストーブで体が温まっていても暖房器具の完備されていないお風呂に入ることが結構、過酷な状態だったからです。

 

現在の考え方

現在は、風邪気味程度の時はお風呂に入りなさいという考え方です。

そもそも風邪ウイルスに限らずインフルエンザなどのウイルスは湿度50%以下の乾燥した環境を好みます。

冬場はかなりの確率でお部屋の中はこの環境になってしまっています。

 

一番最初入るときは湯船に蓋をしてあり、シャワーも使ってない状態なので乾燥をしていますが、シャワーを使い湯船に浸かると
湿度が一気に上昇します。

そうすることで、ウイルスが嫌いな環境へと変化しますので、ウイルスが撃退もしくは少なくなり活動が抑制されます。

さらに、お風呂によって体温も上がり血行が良くなり汗もかきやすくなりますので、風邪の治りも早く治るわけです。

 

昔から言われ続けてきたことが今となっては、住宅環境の変化によって大きく変わってきましたね。

大きく変わっても、間違った入浴方法をしても意味がありませんので、次に正しい入浴の仕方を見ていきましょう。

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正しい入浴方法

いくら住宅環境が良くなったとは言え、正しく入浴しないと風邪を悪化させてしまう可能性もあります。

ちゃんとした入浴方法を実践することで、風邪を早く治す効果もあります。

 

《正しい入り方》

  1. スポーツドリンクで水分補給しておく
  2. 脱衣所の温度を温めておく
  3. 浴室を温めておく     
  4. 40℃~41℃のお湯に20分   
  5. お風呂場で体を拭く
  6. 髪はすぐに乾かす   
  7. すぐに寝る

一つずつ説明していきます。

 

【1:スポーツドリンクで水分補給しておく】

風邪気味もしくは風邪を引いて少し微熱がある時は、汗をかいています。

何も水分補給せず、お風呂に入ると体が温まり、さらに水分が外へ出て行ってしまいますので軽い脱水症状になる可能性もあります。

スポーツドリンクなどで水分を取り入浴するようにしましょう。

 

【2:脱衣所の温度を温めておく】

家の中にお風呂があるからと言って、真冬の脱衣所は冷えます。

脱衣所に暖房があれば入浴10分前から入れておき、無ければ暖房器具で脱衣所を温めておくことで寒さを和らげてくれます。

 

風邪の時以外にも冬場のヒートショックにも効果的なので風邪を引いてなくても冬場は毎日行う事をお勧めします。

 

【3:浴室を温めておく】

入浴5分前くらいから、浴室暖房が付いていれば付けます。

無ければシャワーを少し出しっぱなしで置くと浴室が温まり、湿度も上がり乾燥が大好きなウイルスも少なくなった状態になりますのでお勧めです。

 

【4:40℃~41℃のお湯に20分】

熱すぎても、ぬる過ぎても良くありません。

程よい40℃~41℃くらいのお湯に設定してゆっくりと20分くらい温まります。

気持ちよくなり過ぎて、あまり長く入るのは良くありませんので、体が温まり少し汗が出てきたタイミングで出るのが良いです。

 

【5:お風呂場で体を拭く】

体に水滴が付いたまま出てしまうと、いくら脱衣所を温めているとは言え温度差があり体が冷めやすくなってしまいます。

その為、浴室内で体を拭くことで水滴による体の冷えを無くしてくれます。

 

もし抵抗が無ければ、そのまま浴室内でパジャマを着るという手もあります。

 

【6:髪はすぐに乾かす】

髪の長い方であればドライヤーで乾かす時間が結構かかります。

乾くまでに湯冷めをしたりすることがあるので、髪を洗う事はあまりお勧めしません。

もし、洗髪した場合は温かいお部屋などですぐに髪を乾かしてください。

 

【7:すぐに寝る】
お風呂に入ってさっぱりすると、お風呂の湿気の影響とウイルスが抑制したり、血行が良くなることで体調が良くなったと勘違いをする時があります。

温かい体のまま、しっかりと水分補給をしてすぐに布団の中に飛び込みましょう。

とにかく、体を休めることが重要ですので勘違いをしてテレビを見たりソファーで横になったせずに直行しましょう。 

 

お風呂に入ってはいけない体の状態(度合)とは!

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今までの流れから言うと風邪を引いたら、どんどん入浴した方が良いと思いがちです。

上記で「度合いによっては入浴をした方が良い」と説明をした通り、体の状態があまりにも良くなければ止めた方が良いです。

その状態とはどの程度か以下にまとめています。

  • 高熱と言われている38℃以上ある
  • 一人で立ち上がれない程のだるさがある
  • 立ち上がった時にめまいがひどい
  • 吐き気がある
  • 辛すぎるとき 
  • 解熱剤を飲んでいる

要するに、一人では辛すぎて立ち上がれない状態の時はお布団で寝ていた方が良いという事です。

無理してお風呂に入れば危険な状態になりかねませんので安静にしていましょう。

 

まとめ

風邪気味や微熱があっても、食欲や元気があればお風呂へ入って体を温めることが大切です。

その時は、湯冷めの無いように脱衣所や浴室は温めて入浴をしましょう。

 

お風呂は、風邪の症状を抑制してくれることは確かですが、風邪を引くと結構つらいものがあります。

お風呂に入る入らないという判断は、あなたの体調に合わせて無理せずに判断するようにしましょう。

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