bath

お風呂が好きだったり、寒いからゆっくり入っていて気が付いたら、のぼせてしまっていたという事があります。

  • お風呂から出ようとしたらクラクラした!
  • 目の前が暗くなった!

このような状態で、すべり易いお風呂場をクラクラしながら歩くと危険がいっぱいです。

 

もしのぼせてしまった時に、対処法を知っておけば少しは安心かもしれません。

それでは、お風呂でのぼせてしまった時どうすれば良いか見て行きましょう。

スポンサーリンク

お風呂でのぼせた時の対処方法

せっかくリラックスできるお風呂で、のぼせてしまうと大変な事になってしまいます。

今回は、他の人とあなた自身がのぼせてしまった時の的確な対処方法に関してご紹介していきます。

 

他の人がのぼせてしまった時

あなた以外の方、ご家族や温泉施設などで、のぼせてしまっている人がいた時に、すぐに実践できる対処方法です。

あくまでも簡易的な対処方法ですので、良くならない状態であれば自己判断をせず救急車を呼びましょう

  1. 座らせる
  2. 横にさせる
  3. 冷え防止の為にバスタオルをかける
  4. 冷やす
  5. タオルであおぎながら水分補給

のぼせた人を見かけたら、この流れで対処します。

1つずつ、もう少し詳しく見て行きましょう。

 

1:座らせる

のぼせたかなっと思ったら、すぐに座わらせます。

椅子があれば座らせて、無ければその場に座らせます。

本人は「少しめまいがしただけだから大丈夫」と思っていますが、手を貸してあげて、無理をせず脱衣所まで運びます。

 

2:横にさせる

脱衣所で寝かせて上げます。

酷いのぼせの状態ですと、嘔吐などの症状がありますので仰向けは少し危険です。

左右どちらかの背中の下にバスタオルなどをで段差を作って上げて、少し斜めにしてあげると嘔吐した時に喉に詰まったりしなくなります。

もしバスタオルが足りなければ、横向きにしてあげると良いでしょう。

 

3:冷え防止の為にバスタオルをかける

脱衣所へ移動すると急激に体温が奪われてしまいますので、バスタオルをかけて上げて冷えないようにします。

特に胴体の部分(お腹)は冷えないようにします。

 

4:冷やす

冷やすことで、血管の収縮運動をさせてあげます。

冷えたペットボトルや水で濡らしたタオルを両脇、首筋、足などの太い血管が通っている部分にあて内側から体を冷やして上げます。

 

5:タオルであおぎながら水分補給

タオルであおいで風を送って上げた方が、楽になります。

少し落ち着いたら、常温の水を飲ませてあげましょう。

体が熱いと汗をだして冷やそうとしますので、水分補給をしないと脱水症状になる事もあります。

無理に飲ませるのではなく、落ち着いたら少しずつ飲ませてあげてください。

スポンサーリンク

あなたがのぼせてしまった時

自分がのぼせてしまうと、一人で全部やらないといけないので、かなり大変です。

もちろんのぼせない為に気を付けないといけませんが、万が一なってしまった時の対処方法です。

  1. 無理に立たずに座ります。
  2. 桶いっぱいに水を入れ足を冷やします。
  3. タオルを水で濡らしておきます。
  4. 脱衣所に移動し横になってバスタオルをかける。
  5. 首筋や脇に冷たいタオルをあてます。
  6. 水分補給をします。

一人ですと少しやり方が事なります。

もう少し詳しく見て行きましょう。

 

1:無理に立たずに座ります。

クラクラしている状態なので、無理をせずに座って落ち着きましょう。

一人だと無理になんとか立とうとしてしまい危ないので、まずは落ち着いて行動します。

 

2:桶いっぱいに水を入れ足を冷やします。

血管の収縮運動を少しだけさせてあげることで、落ち着いてきますので桶に水を溜めて足を入れておきます。

無ければシャワーの水を足にあててください。

 

3:タオルを水で濡らしておきます。

少し落ち着いて来たら、あとで冷やすためのタオルを水で濡らしておきます。

 

4:脱衣所に移動し横になってバスタオルをかける。

横になれるところまで無理をせずに移動してバスタオルをかけましょう。

立ちながら移動するのは危険ですので、這いつくばりながら移動します。

 

5:首筋や脇に冷たいタオルをあてます。

先程、水で冷やしておいたタオルを首筋や脇の下に挟み、上記で説明したように血管の収縮運動を元通りに戻して、体の内側から冷やして上げます。

 

6:水分補給をします。

一人だと水分補給もつらいので、落ち着いてから少しずつ水分補給をします。

のぼせ易い方は、あらかじめペットボトルに水を用意しておくとスムーズに補給できます。

 

なぜのぼせてしまうのか!?

rubber-duck-1361273_640

普通にお風呂に入っていれば、体に疾患や体調不良が無い限りのぼせる事は、あまりありません。

但し、以下の様な状態が続くと、のぼせ易くなります。

  • 42℃以上のお風呂に20分以上入る
  • 首まで浸かって20分以上入る
  • 20分以上入る

この3つのどれからによって起こってしまう可能性があります。

 

お風呂は温かいので、体の中の血管が広がり、さらに水圧もかかってくるので上へ上へと上がってきます。

そして、お風呂から出た時に水圧から解放されて一気に血液が下がってきますので、脳が血液不足になってクラクラするのです。

このクラクラしたり、吐き気がしたりするとのぼせているという事です。

お風呂から出る時には、注意が必要ですね。

 

まとめ

お風呂でのぼせてしまった時の対処方法を見てきました。

一人の時と、他の人に行う処置には少し違いがありますが、殆ど一緒になります。

  • 座る
  • 横になる
  • 冷やす
  • 水分補給

大きく分けると、この流れになります。

 

ポイントは、少しでも立ちくらみをしたら無理をせずに休んで落ち着いてから行動することが一番重要です。

それから自己判断が一番危険ですので、様子を見ながら回復しなければ救急車を呼ぶなり対処をしましょう。

また、のぼせる前に予防することも大切ですのでご参考にして見てください。

お風呂に入ってのぼせた時の症状と効果的な予防方法!

 

せっかくリラックスできる場所ですので、危険が無いように入浴したいですね。

スポンサーリンク