急に寒くなって、マスクをしている人が増えて、街中でもせき込む人も結構います。
朝晩の寒暖差のせいか、部屋の中でもぶるっとします。
何だか喉がいがらっぽい、鼻がぐずぐずする、熱っぽいけど、それって風邪?
風邪の初期の症状に似ている気がしますが、風邪は引き始めが肝心と聞きます。
初期の時にきちんと対処すれば、悪化させることなく治す事ができますので、風邪の初期の段階で効果的に治すとっておきの方法をご紹介していきます。
それでは、早速みていきましょう。
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目次
風邪の初期とはどのような状態?
風邪の原因はウィルスです。
体にはそもそも、外からの異物の侵入を防いでやっつける働きをする免疫が備わっています。
その一つとして、唾液や鼻水が外から入ってきたウイルスをブロックし、くしゃみや鼻水などで、外に追い出します。
この状態が風邪の初期の症状となります。
初期の症状で対処出来なかったウイルスが体に入ると、熱や咳が出て症状が酷くなります。
普段から気を付けたいのは、自然と口呼吸をしていたり、市販されている鼻水を止める薬を初期症状から使い過ぎてしまうと「ドライマウス」や「ドライノーズ」といった症状になります。
この状態になると、ウイルスを外に出したり殺菌効果が薄れてしまい、初期の症状からの進行が早くなりますので気を付けないといけません。
昔から「外から帰ってきたら、うがい手洗いをしましょう」と言っているのは、ウイルスを洗い流してくれる役割がありますので積極的に行った方が良いですね。
まだ侵入が浅い初期の時に適切に対処すれば、風邪は治しやすいですね。
初期の風邪を効果的に治す方法
鼻水や喉の違和感、咳などが出て、風邪ひいたかも!?っと思ったらまずはじめてみてください。
乾燥から守る
空気が乾燥していると、気管の粘膜を傷めて、ウィルスが侵入しやすくなります。
特に喉の違和感は乾燥することでさらに悪化させてしまいますので、加湿が必要です。
- 外出時にはマスクをつける
- のど飴を舐める(糖分が高いので適度に摂取)
- 室内では加湿器を使う(湿度50%以上にする)
また、寝るときも喉を傷めやすいので、知らずに口呼吸になっている方や、慢性的な鼻炎の方は加湿できるマスクをして寝るといいでしょう。
体を温める
免疫力をアップさせるのに手っ取り早い方法は、体の体温を温めることです。
体温が高くなると免疫細胞が活発になるので、ウィルスをやっつけてくれます。
その体を温める飲み物として
- ココア
- ホットレモネード
- しょうが湯
- カフェインの入っていないハーブティー
- ホットミルク
これらを飲むと内側から温まります。
お風呂も微熱程度なら入っても大丈夫ですが、熱い湯は避けてぬるめのお湯にじっくり浸るようにしてください。
寝るときも首にストールなどを巻いたり、カイロを腰に貼って寝ると全身が温まってよく眠れます。
消化のよい温かい食事
風邪の初期は体が弱ってきている状態ですので、消化の良い温かい食事を摂取しましょう。
体に負担が掛らず、栄養バランスが良い食事を摂りたいものですね。
具材も多くバランスも良い、特におすすめの料理はこれです。
- 鍋焼きうどん
- 豚汁
- ミネストローネスープ
後は、お粥もよいですがトッピングを工夫しなければいけないので、残り物をいれて雑炊を作りましょう。
仕上げに溶き卵を入れればさらに栄養価アップして、おいしくお腹が暖まるメニューで、体をいたわってください。
ちなみに、サラダを食べたい時は生野菜でなく、温野菜や具沢山のスープにしたり工夫しましょう。
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たっぷり睡眠を取る
風邪の初期の状態でウイルスをやっつけるには、普段より体を休めることが重要で、免疫力アップにつながります。
ソファーやこたつで横になるより、きちんと睡眠をとる方が体が休まります。
寝る前にお風呂に入ったり、ホットミルクを飲むと、寝つきがよくなりますし、寒い時は湯たんぽを布団に入れておけば、暖かいまま眠ることができます。
薬を飲む
風邪に効くという市販薬は総合感冒薬で、風邪の初期症状の緩和になります。
これも初期の症状には効果がありますが、悪化してしまい風邪をこじらせてからは飲まない方がいいです。
市販の風邪薬より良い、漢方薬なら初期症状や悪化してしまっても効果はあります。
それから、体に優しく眠くなる成分が入っていないので安心して飲めますね。
漢方薬の中で特に良いとされている物を見て行きましょう。(症状や部位によって飲み分けましょう)
- 葛根湯 (風邪のひき始め、寒気に)
- 麻黄湯 (風邪のひき始め、寒気、関節痛、気管支炎、発熱、鼻かぜに)
- 甘草湯 (喉の痛みに)
- 五虎湯 (痰が出る咳に)
- 麦門冬湯 (ひどい咳に)
- 小青竜湯 (鼻水に)
最近は漢方薬を飲む方も増えてきました。
私は、胃腸に聞く漢方を飲んでいますが普通の薬より効き目があるような気がします。
でも少し高いところが難点なんですよね。
風邪の初期症状と注意点
風邪は、初期のひきはじめに気づくことが大切です。
それは些細なことですが、くしゃみが出る・鼻水が出る・喉がイガイガするなどの小さな変化です。
また、今の体調はどうかみるのも大事です。
朝晩の寒暖差で調子が悪くなっていないか。疲れがたまっていないか、よく眠れているか、振り返ってください。
ストレスでイライラしたり、食事が偏っていたり、運動不足なども免疫の低下につながります。
低下してしまうと、ウィルスから体を守ることができず、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
注意したいのが、風邪をどこかでうつされる可能性もありますね。
風邪をひいている人が1回くしゃみをすれば、ウィルスは約200万個も飛び散ります。
通勤通学や外出時、人が集まるところでマスクもせずにくしゃみや咳込んでいる人がいたら危ないので、対策をしましょう。
- 外出時マスクをする
- うがいをする
- 手洗いをする
この基本的な3つを行えば、ある程度回避は出来ます。
自分の身は自分で守って行きましょう。
まとめ
風邪の初期のうちに、効果的に治す方法についてみてきました。
普段と違う、だるい、眠いなども初期のひきはじめにあたりますので、少しおかしいなっと感じたらまず免疫力をアップさせるようにしましょう。
それには
- 体を暖め
- おいしくて栄養があり、消化のよいものを食べる
- 乾燥させないように加湿する
- ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を芯まで暖める
- たっぷり睡眠をとる
免疫力をアップさせて、心も体もリラックスして風邪っぴきさんと言われないようにしましょう。
最後に、完全に風邪を引いてしまうと辛いですね。
「風邪かな!?」っと少しでも思ったら、早めに対処して軽いうちに治す様に心がけましょう。
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