車に乗っているとなんだか具合が悪くなってきてしまったことありますよね。
そう車酔い!
バスや自宅の車で出かけると、すぐに酔ってしまてどうしよう!っとなった事あります。
すぐに治したいけど、どうしたら良いのか分からず、いつも車が止まってから外に出て落ち着くのを待つだけになってしまいます。
それだと、せっかくの予定がズレてしまいますね。
そこで、車に酔ってしまった時に、すぐに良くなる効果的な治し方と一緒に、そもそも車に乗るとなぜ酔ってしまうのか!なども一緒に見て行きましょう。
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目次
車酔いしてもすぐに良くなる効果的な治し方
車に乗っていて、酔ってしまったらどうしますか?
誰でも早く治したいはずですよね。
もし、車酔いをしたら次の3つの治し方を実践してみましょう。
- 行動
- 食べ物と飲み物
- ツボ
この3つの効果的な治し方を、1つずつ簡単にご紹介します。
車酔いしてしまった時の適切な行動
まず窓を開けて空気の入れ替えをします。
- シートを倒して横にし、目を閉じて寝る体制になります。
- 横になったらベルトや衣類も緩めて、体を楽にさせゆっくりと深呼吸します。
- ペットボトルなどの冷たい飲み物があれば頭部を冷やして動かさないようにします。
- 指を痛いと感じる強さで20秒~30秒程噛みます。
- 車から出たら、症状が治まるまでベンチに横になるなどして休みましょう。
この様な流れで症状を治していきますが、車を停められる場所があれば、すぐに停めて外で休むことも、早く治すコツです。
4番目の指を噛む行動は、脳の信号を「痛み」に変えることで酔いを和らげます。
要するに、酔っているという不快感を脳が感じているので、痛いと言う信号を送って痛みを優先させるのです。
車酔いした時に効果がある飲み物と食べ物
車酔いをした時には、あまり飲みたくないし食べたくないものです。
しかし、ある飲み物や、ある食べ物を口に摂取するだけで車酔いを覚まし解消してくれる方法があるんです。
《飲み物》
症状が軽かったり、少し気持ちが悪いと感じたら甘くない炭酸水を飲みましょう。
炭酸水は胃の調子を整えてくれる働きがあると言われています。
もし吐き気がある時は、甘い炭酸飲料は控えて炭酸水も無理には飲まない方が無難です。
炭酸水を一度口に含んで、口をゆすぐだけでもサッパリして違いますよ。
※柑橘系やコーヒーなどは摂取すると車酔い対策にもなりませんし逆効果になります。
《食べ物》
食べ物と言っても気持ちが悪い時に、食べることは出来ませんが唯一すぐに効果があり解消してくれる食べ物が1つあります。
それは氷です!
少し大きめの氷を口に含んで絶対に噛まずに食べます。
車酔いをしている時は、胃酸が沢山分泌されていて不快な感覚になります。
氷を口に入れることで胃酸の分泌を抑えてくれる働きがあるようです。
※甘いものや乳製品などは、食べたりすると逆効果になりますので注意が必要です。
この食べ物と飲み物を摂取して、症状を解消しましょう。
車に酔った時にツボを刺激して治す
車酔いの症状が出始めた時や、胃がムカムカした時はツボを刺激して抑えていきます。
効果があるとされているツボをご紹介します。
内関(ないかん)
手のひら側の手首のシワから、ひじへ向かって指の幅3本分のところにあるツボです。吐き気などの消化器系の症状に効くとされています。
左右の内関というツボを親指で優しく揉みほぐして上げましょう。
ツボを刺激していくうちにムカムカや吐き気が和らいできます。
車酔いが長く続いて治らない場合
長い間、車に揺られて気分が悪くなり、サービスエリアなどで休憩をしたりしても、車酔いが治らず数日続く事があります。
そんな長引く時は、2つの事が考えられます。
- 下船症
- お子様が出来た!
下船症は、船に乗った時って地上に居てもフワフワしている状態が続きますよね。
それと一緒でずっと車酔いをしたような感覚になってしまいます。
対策としては、体調を整える為にリラックス環境を作り、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠をとりましょう。
湯船に浸かると、フワフワする可能性がありますのでシャワーのみにしましょう。
2番目に関しては、嬉しいことですね。
いつもは、すぐに車酔いが治っていたのに、ちょっと今回は直らないという時はおめでたの可能性もあります。
病院で見てもらいましょう!
色々と治し方を見てきましたが、なぜ車に乗ると酔うのでしょうか。
いくつかの原因がありますので、早速見てみましょう。
もしかしたら、あなたの車酔いの原因がわかるかもしれません。
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車に乗るとなる車酔いの原因は?
子供や大人でも、同じ車に乗っているのに車酔いしない人としやすい人がいます。
その差は、いったい何なのでしょうか?
それでは、車に乗るとなぜ酔ってしまうのか!その原因4つを見て行きましょう。
- 視覚と三半規管のズレ
- 精神的な不安
- 車内の臭い
- 体調不良によって体が弱っている
もしかしたら、車酔いしやすい人は今の段階で「これかな!」という原因があるかもしれません。
この4つを簡単に見て行きましょう。
視覚と三半規管のズレ
車の助手席に乗っていると酔わないのに、後ろに乗ると車酔いしやすい人は視覚から入ってくる情報を処理しきれなく脳が混乱している可能性があります。
助手席に乗ると酔いづらくなるのは、目で見る情報が運転手と同じ情報を拾っている為、混乱しないのです。
要するに、走り出す・停まる・曲がるの情報が読み取り易いからです。
一方、後ろの席の人は横からの景色を見ることが多いです。
前からの情報(走る・停まる・曲がる)が無く、景色が目まぐるしく変わることで刺激が強くなります。
それから道路状態によって、車が不規則に揺れているので三半規管が異常をきたします。
その2つが重なり結果、平衡(へいこう)感覚が無くなり車に酔ってしまうのです。
※山道はカーブが多いので症状が出やすいです。
特に小さい子供は、平衡感覚をつかさどる三半規管が弱いです。
その為、後ろの席で外を見ながら車に乗ると、目と三半規管のズレが大きすぎてしまい車酔いがひどくなってしまいますので気を付けてください。
精神的な不安
この精神的な不安というのは、いわゆるプレッシャーです。
車酔いの経験がある人は無意識のうちに、以下の様な不安な事を沢山考えてしまいます。
「また車酔いになるんじゃないか!」
「また吐いてしまうんじゃないか!」
という、車を乗る=車酔いがイコールになってしまっている為に、起こる心の状態です。
これは、大人であれば自己暗示で何とかなりますが、子供は同乗者が勇気づけてあげる必要があります。
最初から長距離でやってしまうと家族旅行に車で行こうとしても、行かなくなってしまいますので、まずは1キロとか短い距離で成功体験を積んで大丈夫と思わせる事も重要です。
車内のにおい
車に乗ると、独特のにおいがする車があります。
私は車内のにおいで酔ってしまう事がありますが、この様に、においがダメな方はいると思います。
主に
- 芳香剤の匂い
- 車内に染みついた臭い
- 給油する時の燃料の臭い
- 購入したお弁当のにおい
- エアコンから出てくる臭い
- 排気ガスの臭い
この様な「におい」が不快感を感じ、車酔いを誘発させることになります。
体調不良や疲れによって体が弱っている
実は、長い間座っていても車の中はでは意外と体力を使っているのです。
そうすると、疲労が蓄積されていきます。
それから、風邪気味とか体調良くない状態での長距離ドライブは、平衡感覚も鈍ってきますので車酔いの症状がでやすくなります。
車酔いのなるとどうなるの?
車の揺れなどが続いてしまうと、車酔いの症状が出始めます。
さまざま症状がありますが、順番は以下の通りです。
- あくび
- げっぷ
- めまい
- 生唾
- 冷や汗
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 顔面蒼白
段階を追ってきますので、眠くないのに生あくびをしていたり、げっぷをしていたら初期の症状です。
症状が軽いうちに対処していきましょう。
車酔いは体質もありますが、上記の原因に心当たりがある人は、車酔いしやすい人になります。
この様に、症状を見るだけも大変つらいですね。
今回、車酔いの症状が出た時の治し方をお伝えしてきましたが、本当は車酔いにならないように対策をしないといけません。
子供や大人にも効く車酔い対策を知りたい人は参考にしてください。
まとめ
車酔いがすぐに良くなる効果的な治し方を見てきました。
主な治し方は3つありましたね。
- 窓を開けて横になり指を噛む(早めに車から降りることも忘れず)
- 炭酸水を飲むか氷を口に含む
- 内関のツボを刺激
特別な治し方はないので、無理をせずにしっかり実践して解消していきましょう。
原因は、「視覚と三半規管のズレ」と「精神的な不安」が大きいので、自己暗示をかけて心配であれば助手席に乗ることも大切な対策です。
車酔いをした時の治し方も大切ですが、ならないように対策するのも重要です。
しっかり行い、素敵なドライブにして下さいね。
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