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冬は空気が冷たく乾いていて、肌が硬くなって腫れた感じで痛痒く感じるときは、しもやけかもしれません。

  • 冷たい水を使う手
  • 地面や床の冷たさが伝わりやすい足
  • 冷たい風にさらされ、なかなか防げない顔

この様に部分的に、真っ赤に腫れたようになっていたら要注意です。

 

私の弟は、対策をしなかったので現在足にしもやけが出来て悩んでおり、痛痒さと戦っております。

顔から手、足など寒さにさらされやすい場所にできるしもやけ、是非対策があれば知りたいですよね。

効果的なしもやけ対策と、なぜしもやけになるのか原因を詳しく見ていきましょう。

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しもやけに効果的な6つの対策は?

しもやけにならない為にも、具体的にしもやけに効果的な対策を挙げていきましょう。

ポイントは、寒さによって血行不良になり易い場所をいかに温かくできるかです。

体の外側と内側の両方でブロックしていきましょう。

 

血行不良になり易い箇所の防寒

冷たい風や乾燥した空気、地面からの冷気の影響を直接受け、血行不良になり易い箇所を防寒することが大切です。

特に、指先や足先、耳や顔などは影響を受けやすいので、しもやけ対策をしていきましょう。

 

《指先》

スマホをよく使う人は、手袋をしていると操作がしずらいので素手で、やっている人は多いはずです。

最近は、スマホ対応の手袋がたくさん出てきていますので、使用して操作することで寒さや、しもやけ対策にも効果的です。

 

《足先》

くるぶしまで無い靴下や、薄い靴下を履いていると地面からの寒さを感じやすくなってしまいます。

冬場の靴下は長く厚いものを履き、少しでも寒さが直撃しないようにしたいですね。

女性は男性より冷え性の方が多いので、パンプスよりブーツ、パンストよりタイツにして見てください。

 

《顔と耳》

マスクは喉や鼻を覆い、風邪対策に欠かせませんが、頬や鼻を冷たさから守ってくれますから防寒や、しもやけ対策にもなります。

また、耳は動かすことが出来ない為、冷たくなり易いです。

その為、外出する時は極力、耳あてなどをすると良いです。

 

血行不良になり易い箇所のマッサージ

冷え性の方は、しもやけになり易いので、手や足、耳などの血行を良くするマッサージが効果的です。

さらに効果を上げる為に、体が温まって血行が良くなっている、入浴中に行うと良いです。

 

《手先と足先》

手は指1本1本を揉み、指の間も丁寧にほぐしたら「グーパー」を10回程繰り返していくと温かくなってきます。

足の指も揉みほぐしをしたら「グーパー」を10回繰り返していき、足の裏から外側にかけても良く揉みほぐします。

また足首もふくらはぎにかけて、付け根に向かって撫でるようにマッサージします。

 

《耳》

耳は殆ど動きませんので、耳のふちや耳たぶを軽く揉んであげるといいですね。

 

食器やお風呂洗いはゴム手袋

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食器洗いやお風呂洗いの時は、ゴム手袋を着用して手が濡れるのを防ぎましょう。

お湯を使用して、タオルで手を拭いても多少は湿っており、さらにお湯とお部屋の温度は差がありますので、熱が逃げやすく冷えからしもやけになり易くなります。

ちょっとした事ですが、しっかりとゴム手袋を着用しましょう。

 

雨にぬれた靴や靴下を交換

雨に濡れたままの靴や靴下を、履きっぱなしにしていると熱が逃げて、底冷えしてしまいます。

冬場、雪や雨などが降るとわかっている時は、靴下を履きかえたりしましょう。

 

カイロやインソール、帽子で防寒

徹底的に防寒と、しもやけを防ぎたければカイロやインソール、帽子がおすすめです。

カイロ1つあればポケットに入れておくだけで手だけでなく、頬や耳にも当てられます。

靴にも保温対策のインソールを入れて履くと効果的ですし、今は靴用のカイロもあるので使うといいでしょう。

 

ニットの帽子を被れば、頭を寒さから守るだけでなく、耳も覆って寒さを防いでくれます。

帽子が嫌いなら、上記でお伝えした耳あてをして見ましょう。

 

ビタミンEを多く含む食品

ビタミンEを摂取すると血管を広げてくれる効果があるとされている為、指や足の末端の毛細血管も広げ、血液を届けて血行を良くする働きがあると言われています。

主に、大豆・アーモンド・落花生・ピーナッツ・いくら・たらこ・植物油(オリーブオイルやココナッツ油)・煎茶などに多く含まれているとされています。

 

おやつ代わりにアーモンドやピーナッツを食べたり、納豆や豆腐などは摂取しやすいので積極的に摂取して、しもやけ対策をしてみましょう。

 

しもやけの対策に関してみてきましたが、どうして出来るのか原因なども見て行きましょう。

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しもやけの原因と症状

しもやけの原因は、体質などと思っている方も多いかと思いますが、実は違うんです。

その辺りも含めながら見て行きます。

 

しもやけの原因

主な原因は冬の寒さで起こる寒暖差による血行不良で、気温が5℃前後、1日の温度差が10℃以上で発症しやすくなります。

しもやけになる原因は気温差の他に、体質や環境によっても影響されます。

  • 冷え性
  • 体が冷えやすい人
  • 低体温の人
  • 遺伝
  • 長時間寒いところにいる
  • 汗をかきやすい人
  • つま先を圧迫する靴を履いている

これだけ見てしまうと、血行不良が原因なのか!と思ってしまいますが、実は皮膚の病気なんです。

手や足などは末梢の血管が細いため、血液が運ばれにくく、それが冷えて血管が収縮することで炎症がおき、温まると血管が拡張して血管周辺の神経を刺激するので痒くなります。

 

しもやけの症状

しもやけには2種類の症状がありますので参考に見て行きましょう。

樽柿型は、手や足が全体に腫れあがって熟した柿のように見える種類で、子どもに多く見られます。

多形滲出性紅斑型は大人でも発症する方が多く、手や足の指、足の裏の縁、耳たぶ、鼻、頬に赤い発疹が出ます。

どちらの種類も、症状が悪化すると水ぶくれができたり、できた水ぶくれが破れ、ただれてしまったりします。

引用:ヘルスケア大学

しもやけは、寒くなるとなり易いので、重症化させないために患部を温めるようにしないと駄目ですね。

 

また、しもやけができる場所は、冷たい空気や地面の冷たさを受けやすい部位です。

  • 指先・関節・手の甲
  • 小指から外側・足の裏
  • 耳のふち・耳たぶ
  • 鼻の先端
  • 頬全般

痛みや痒みが一般的な症状ですが、温かい場所に入ると痒く疼き、寒い場所にいると痛くなるようです。

酷くなると手や足がパンパンに腫れ、関節が曲がりにくくなり、指がうまく動かせなくなるなどの支障が出ます。

 

まとめ

しもやけに効果的な6つの方法についてみてきました。

冷たく乾いた空気に触れると、肌が委縮して血行が悪くなります。

特に末梢の血管のために余計に血流が悪くなる部位や、炎症を起こしやすい部位はしもやけができやすくなってしまいます。

まず、冷気を防ぐための着衣、装具の工夫をして対策をしていきましょう。

 

私の弟は、元々冷え性もあり、冬場の地面からの寒さによって、しもやけになってしまったようです。

今は治すのに色々とやっているみたいで、弟にも教えた簡単な方法は『しもやけ去らば!?部位別の治し方まとめ』を参考にして下さい。

 

最後に、しもやけは女性や子供に特に多いです。

できるだけ寒さを防げるよう、たっぷり着こんで温かい手袋や靴下、耳まですっぽり入るニット帽などを着せて、防いであげるようにしてくださいね。

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