冬に近づくにつれて、恋しくなるのが「こたつ」ですね。
こたつに入っていると暖かくて、ついつい横になっていつの間にか寝ているという事が多いです。
でも、こたつで寝ると体に与える影響がかなりあるのはご存知でしたでしょうか?
私もかなりやってしまいますが、実はかなり危険なんです!!
こたつで寝ると、どんな危険があるのか?体にどのような影響があるのか?などをまとめています。ご参考になれば幸いです。
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目次
こたつで寝るとどんな危険性があるの?
遂に我が家では、シーズンがやってきました!今年初めてのこたつを昨日出しちゃいました。
もう!?っと思っていらっしゃるかもしれませんが夜冷え込むので寒いのです。
さて、快適な環境を作ってくれる「こたつ」の考えられる6個のリスクを簡単にまとめました。
1:脱水症状が起こる可能性がある
こたつの中は30℃以上から高いと60℃以上になったりする環境です。
人は、夏の熱ければ汗をかきますが、発汗をして体の体温を調整しているのです。
しかし、こたつの中ですと同じ30℃でも主に下半身しか暖かさを感じ無い為、汗をかいて無いように思ってしまいます。
実際は汗を発散して体温を下げようと必死で頑張っているんですね。
なので、知らぬ間に脱水症状になり起きると体のだるさを感じたり、喉が渇くなどの症状が出てきます。
良く「こたつにみかん」という言葉を聞いたことがありますが、みかんを食べることによって水分を補給するので意外と理にかなっていると言えます。
追加でスポーツドリンクやお茶を飲むとさらに効果的です。
2:脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる
脱水症状にも関係がありますが、どのようなことが起きているかご参考にしてみてください。
- 知らず知らずに血液がドロドロ
- 血栓ができる
- 血栓が剥がれたり、血栓で塞いで血管が詰まる
このような流れです。
この血管が詰まった場所が脳であれば脳梗塞ですし、心臓の近くでしたら心筋梗塞となります。
ドロドロの血液は、血管内部を傷つけてしまうことがあるので塞ごうとして血栓をできやすくしてしまいます。
もともと高血圧の方や動脈硬化があるなど健康診断で言われている方はリスクが高くなるので、こまめな水分補給やこたつで寝ない事をお勧めします。
3:便秘が起こりやすい
これも脱水が原因で起こり得ることです。
体の中の水分が蒸発していくので、腸内環境にいた柔らかい便が水分を無くして固くなってしまいます。
当然固くなると便秘になりやすい事がわかります。
私は冬場だけ便秘気味になるのは、おそらく脱水症状によるものかと思います。
便秘気味になるとお肌も荒れてくることもあるので気を付けましょうね。
4:不眠になる可能性がある
ずっとこたつの中にいると熱くて起きてしまう事って経験ないですか?
一時的に起きてしまうので熟睡はできません。
こたつを布団代わりに寝る方はあまりいないと思いますが、せめてうたた寝程度ですよね。
でも、ずっと温かい環境で寝てしまうと、あなたの睡眠のサイクルが崩れて不眠の原因にもなりかねないです。
夜、眠気が襲って来たらとりあえずベットに入り寝る準備をすることをお勧めします。
5:腰痛が起こる
私はこたつで寝たことは何度もありますが、こたつは高さが無く寝返りが出来ないのと床が固いので痛いんです。
人は寝ている時には30回以上寝返りをするそうですが、それが出来なくなって結果腰痛を引き起こす原因になってしまいます。
6:低温やけどをする可能性がある
高温にセットすると60℃前後まで温度が上昇します。
足を入れているだけでも熱いですが、寝たままであればお腹の真上に発熱体(こたつによって違います)があります。
長時間同じ体制で当て続けるとやけどの原因にもなります。
私は、やけどまではいかないにせよ、皮膚が赤くなるまで寝ていたことがありますので注意が必要ですね。
以上6つですが、結構怖いリスクがあるとお分かりになったのではないでしょうか?
様々な危険を回避するためにも水分補給をしてベットにすぐ入って寝ることをお勧めします。
しかし!まだ、こたつで寝てしまって起こることがあります!昔から「こたつで寝ると風邪ひくよ!」っと聞いたことありますよね。
本当に風を引くのかなどを以下にまとめていますのでご覧ください。
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本当にこたつで寝ると風邪を引くの!?
結論からお伝えすると風邪を引きます!!
まぁ、引きやすくなるとお伝えした方が良いかもしれません。
風邪は、ウィルスが原因ですね。
私は以前、口臭に関して研究をしていた時があり数十冊の本を読んでいた時がありました。
ちょっと視点は変わりますが、その経験からお伝えしていこうと思います。
口臭を予防することは唾液分泌をよくすることになります。
唾液と言うのはかなりの殺菌効果がありまして潤いをもたらすことで口の中に入ってきたウィルスを殺菌してくれる働きがあります。
ようするに風邪のウィルスも唾液のおかげで殺菌されるという事です!
こたつに入っていると、喉が渇きますよね? 朝起きた時に喉が痛かったりしませんか?
あれって寝ている時に体の中の水分が汗として流れて口の中が乾燥した結果、ウィルスが付着して喉が痛くなっているんですね。
この事から、こたつで寝るというのは急激に脱水してしまい口の中が渇き、風邪ウィルスが大好きな環境が口の中に出来上がってしまう為に風邪を引きやすくするのです
それから、汗をかいて体が冷えることも風邪を引きやすくさせる原因です。
もし予防をするのであれば、「水分補給」のあとに「のど飴」などを食べて唾液を沢山だして殺菌していきましょう。
その他、考えられる影響は?
・こたつで寝ると疲れる
脱水と熟睡できない、一定の態勢でずっといるというトリプルパンチが原因です。
寝てたのにだるいとか寝ているのに疲れるといったことに繋がってきます。
・むくみが出る
体から水分が抜けていくと「むくみ」がでます。
このむくみを取るには、やはり何度も言うようですが水分補給をこまめにしてあげることが一番大事になってきます。
・足や手の肌の老化や肌荒れが起きる
足や手を無防備な状態で、こたつに入るのは危険です!
まず、近赤外線をずっと浴び続けることによって、老化させることもあるようです。
そして上記でも書きましたが、脱水によって便秘気味になり肌荒れが起きるという事もあり得ます。
この事から無防備な恰好では入らずにズボンや靴下などを履き入ると予防策になります。
まとめ
色々な危険性も体への影響もお分かりになったのではないでしょうか。
一番の予防はこたつを無くすもしくは、寝ないという事になりますが、一度気持ちが良いことを覚えてしまうと中々抜け出せなくなってしまいます。
そこで、簡易的な予防策は・・・。
- こまめな水分補給
これです。
水分補給をすることで異常な脱水や血液のドロドロが少しは抑えらますが、あくまでも一時的な効果です。
長時間の睡眠は避けて、快適なこたつライフを送っていただければと思います。
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