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しもやけになると温めたら痒く、冷えると痛くて毎日大変です。

しかも、対策をしないと意外と長引いてしまいます。

酷くなってしまうと、腫れて水ぶくれが出来たり、その水ぶくれが破れてしまったりすると靴を履くのも困難になることもあるようです。

そこまで来る前に、しもやけを早めに治したいですね。

 

私の弟は、現在しもやけが出来て治そうとしています。

そもそも、しもやけは寒さによる血行不良が原因なので温めて血行を良くすれば治りますが、状況によっては難しい事があります。

そこで、毎日簡単にできる、しもやけの治し方を足、手、耳の部位別にまとめています。

少しでも早めに治していきましょう。

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足先のしもやけの治し方

しもやけが出来る箇所で一番多いのは足先ではないでしょうか?

地面からの冷気が直に伝わり易く、靴下を履いても指先だけ冷たいってこともあります。

普段の仕事がデスクワークや靴を履きっぱなしの仕事ですと足の指を動かす機会が無くなってしまうので血流が悪くなり易いです。

 

そこで、足先に出来てしまったしもやけの治し方を7つご紹介します。

仕事場や学校などでもできる簡単なものもありますので是非ご参考にして見てください。

 

入浴時の指先運動

お風呂の時に、長く湯船につかっているだけでも血行が良くなりますが、さらに血行を良くしていきます。

  1. 湯船で足の指をぎゅっとしたり伸ばしたりを、ゆっくり10回行います
  2. 5セット程度繰り返します

これだけです。

湯船に浸かっている時間が長い方は、少し多めに行うとより効果的です。

 

シャワーしか使用しない方であれば、バケツに40℃くらいのお湯を入れて、足を付けながら指先運動をしていきます。

そうすると、5分~10分は足がお湯に浸かったまま体を洗ったりできます。

 

水気を無くす

お風呂に入った直後の水滴を残したままですと、浴室と脱衣所の温度差がある為、せっかく温まった指先が一瞬で冷えてしまいます。

なので、浴室などでしっかり水分を取ってから出るようにしましょう。

 

また、脱衣所にヒートショック対策の為にヒーターを置いていれば、すぐに温めて乾燥させましょう。

 

クリームや軟膏 

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お風呂上がり指先が温かい状態で、軽くマッサージをしながら塗ると良いです。

しもやけに効果のある尿素やビタミンE配合の市販を塗布するといいでしょう。

 

たっぷり容量のものから、携帯用のチューブタイプ、お風呂上りに塗れるローションタイプなどがありますので、お風呂上がり以外でも使るように揃えておくと便利ですね。

 

湿布やエアーサロンパス

うそー!って思ったと思いますが、打撲や筋肉痛などに効果がありますよね。

私は、器械体操をしていたので、エアサロンパスとか良く使っていましたが、裏面の「効能・効果」を見ると最後に「しもやけ」とちゃんと書いてあります。

もちろん、他の湿布類に関しても「しもやけ」と書いてあれば効果は同じです。

 

ちなみに、うちの弟はエアーサロンパスを夜ふりかけて就寝用の靴下を履いて寝てますが、かゆみや痛みは引いているみたいですよ。

 

カイロで温め

足先にカイロを入れておくだけでも、足がポカポカになります。

外回りや外での仕事をしている方は、冷えてさらに痛くなってしまいますのでカイロを入れて温めましょう。

但し、カイロの熱で足に汗をかきやすい方は新しい靴下を途中で履きかえる様に工夫していきます。

 

つま先立ち運動

なるべく足を使った運動をすることで、足先が温まって血流を良くしていきます。

つま先で歩いていると変な人と思われてしまいますので家で、30秒~1分つま先立ちをします。

頑張って5セットくらい行うと良いです。

 

縄跳びをする

縄跳びを実際ためして見ましたが、確かに足が温かくなります。

恐らく、飛んで着地する時の足に伝わる衝撃で、血行が良くなっているのだと思います。

拍手を数十回繰り返すと数分後に指先が温かくなりますが、恐らくこれと同じ原理だと思いますよ。

 

縄跳びだけではなく、体を動かすという事が意外と大事ですね。

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手に出来たしもやけの治し方

手は比較的動きがあり、水に接する時間も長いので一度なってしまうと、治りずらい箇所でもあります。

しっかりケアをすれば、緩和されますので5つを参考にして見てください。

 

入浴時の指先運動

足と同じで血行を良くするために入浴時に指先の運動をします。

  1. 指をグーにして開く
  2. 10回を5セット行います

とにかく、血行をよくすることが重要なので入浴時間が長ければマッサージも一緒に行うと良いです。

 

水気を無くす

水に濡れる回数が多いので、丁寧に拭きとります。

2度拭きしてもよいくらい拭き取らないと水分で熱が逃げて行ってしまいますので注意してください。

 

クリームや軟膏

お風呂に入った後や、水を使った後など面倒でも都度、ビタミンE配合のクリームを付けて軽めのマッサージを行いましょう。

 

夜寝る時は、再度付けて手袋をして置くと温まって塗り薬の効果も上がります。

私は、しもやけになった事が無いのですが、肌荒れした時はいつも手袋をして寝ています。

 

湿布をする

しもやけに貼っても効果のある湿布を指先に合わせて切って貼り付けます。

見栄えが悪いので日中、仕事などの時は貼り付けられませんが、家では積極的に貼ってみてください。

湿布とクリームを1日毎に交換してもよいかもしれません。

 

手袋を着用

手袋は外出や寝る時などは必須で着用した方が良いです。

手袋が面倒であれば、ポケットにカイロなどを入れて指先を温められる様にして置くと便利です。

 

耳に出来たしもやけの治し方

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耳は非常に冷えやすく、すぐに冷たくなってしまいますので自ら温めなくてはいけません。

耳に出来てしまった時の治し方3つあります。

 

蒸しタオル

常にあてることは出来ませんが、気付いたらやります。

  1. 水を濡らしたタオルをレンジに入れます。
  2. 30秒程チンをします。
  3. 熱いので少し冷ましてから耳にあてます。

この繰り返しを何度か行います。

 

耳あて

寒いと、しもやけがさらに悪化してしまう可能性があります。

耳あてを着用することで予防にもなります。

 

入浴時に手でマッサージ

温まっている手で耳をマッサージしてあげましょう。

  1. お湯で温まった手で軽く押すようにします。
  2. 手が冷たくなったら再度温めて繰り返し行います。

 

3か所のしもやけの治し方を見てきましたが、全てをやるのは大変ですので、出来るものから少しずつやってみてください。

 

摂取すると良いビタミン

しもやけに良いビタミンは「」とされています。

このビタミンEは、血行促進効果があるとされている為、塗り薬や軟膏にも使われています。

また、血管の老化を防ぎ、老化防止もあるとされているので結構優秀なビタミンですね。

ビタミンEが多く含まれる代表的なものを3つ程ご紹介すると。

  1. アーモンド
  2. 抹茶
  3. とうがらし

他にも沢山ありますが、この3つは多く摂取できるので食べて治していきましょう。

 

まとめ

今回、部位毎のしもやけの治し方を見てきました。

いろんな治し方がありますが、治すだけでは無く予防にも繋がるものも沢山あります。

しもやけ対策をもっと詳しく知りたい方は『しもやけに効果的な6つの対策と原因!!』をご参考にしてください。

 

しもやけは、冷えからくる血行不良が原因です。

指や足が赤くなって痛痒さがあれば、すぐに治療を開始しましょう。

なってしまったら寒いんだというサインだと受け取って、患部温めて早急に対処するように心がけて行きましょう。

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