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「お腹がグルグル鳴るのってどうして?」

「毎日グルグル鳴るから恥ずかしい!止める方法はないの?」

このように悩んでいませんか?

 

ざっくり言ってしまうと、ほとんどが自然現象で鳴っている場合が多いです。

  • 空腹時
  • 食べた後など

さまざまな場面で、ギューッとかグルグルと聞こえてきます。

でも、自然現象とは言え会社やテスト中とか、静かなところでお腹が「グルグル」や「ゴロゴロ」と鳴ってしまうと、恥ずかしいですね。

また、あまりに鳴り過ぎていると病気なのかと心配になってきます。

 

そこで今回は、お腹がグルグル鳴る原因と止める方法をまとめています。

また、お腹がグルグル鳴ることで考えられる病気も、一緒にご覧になって頂ければ嬉しいです。

それでは、原因から見て行きましょう。

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お腹がグルグル鳴る原因はこれ!

お腹が突然鳴ると嫌ですよね。

「周りにはきこえてないかな?」

「また、鳴ってしまったらどうしよう」

こんな状態になって、仕事や勉強どころでは無くなってしまう事があります。

 

でも、どうしてお腹が鳴るのか?

その原因は、大きく分けると3つになります。

  • 自然現象によるもの
  • 食べ物や飲み物によるもの
  • ストレスや病気によるもの

それでは、1つずつ見ていきましょう。

 

自然現象によるもの

人は、胃に入ってきた食べ物を消化し、波打つように伸縮運動が起き、次の消化器官へ運びます。

この伸縮運動のことを、ぜん動運動と言います

ぜん動運動によって起こる音は、自然現象ですので、あなただけが鳴っているわけではないので安心してください。

※音の大きさなどは胃の中の状態によって違いがあります

 

では、どんな時に鳴りやすいのか?

お腹の音がもっともよく鳴るのが、誰でも経験がある空腹時と満腹時です。

重大な病気ではないので心配いりませんが、恥ずかしいですよね。

 

ちょっとだけ空腹時と満腹時に、どうして音が鳴ってしまうのか!をご説明します。

 

空腹時にお腹が鳴る

一度は、お腹が空いて「グ~」とか「グルグル」といった音が鳴った経験がありますよね。

なぜ空腹時に鳴るのかというと、胃や十二指腸、小腸が空腹期収縮という強い収縮を繰り返し行うためです。

これは、胃の中のものを消化し、次の消化器官へ運び終えて少し時間が経つと、次の受け入れ準備をしようとします。

 

要するに、次の食べ物が入ってくる前に、残っている食べカスや水分をキレイにしているのです。

大掃除みたいなものです。

この時に、腸内部のガスも一緒に動くので「グ~」とか「グルグル」と鳴るのです。

 

満腹時にお腹が鳴る

ご飯を食べて少したつと、お腹がゴロゴロなることがありますね。

満腹時にお腹が鳴る理由は、消化された食べ物が腸内に入りガスを発生させ、そのガスが腸を動かす時の音です。

 

このガスというのは、おならの源です。

腸内ガスは、空気と腸内細菌が食べカスを分解する時に発生するため、絶えず発生しています。

その為、ゴロゴロ鳴ることは自然現象であり、腸内が一生懸命働いている証拠ですので、心配いりません。

 

食べ物や飲み物によるもの

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胃腸にとって刺激が強い、辛いものや、熱いもの、冷たいものを食べるとグルグル鳴る場合があります。

つまり、あまりに度が過ぎるものを食べると、胃腸に刺激を与えてしまい活発になるからです

 

また、炭酸飲料を摂取する時には注意が必要です。

ゲップを出さないままだと、炭酸ガスをストレートに溜めてしまい、お腹が鳴ることに繋がります。

周りに人がいなければ、思いっきりゲップをするように心がけましょう。

 

また、食べ物や飲み物以外に食べ方によっても、お腹が鳴る原因を作ります。

その食べ方は、早食いです!

早食い選手権や、挑戦をしない限りなることはありません。

 

ですが、ゆっくりと食べる時間がなく無意識のうちに、早食いになっていませんか?

 

実は、急いで食べると無意識のうちに空気をたくさん飲み込んでいるのです。

上記で、お伝えしましたが、その空気が腸内に溜まり、それが腸内のガスの元になり、ゴロゴロ鳴ってしまうというわけです。

もし、時間がなく急いで食べる際は、飲み込む前に鼻から空気を出すイメージで飲み込めばよいです。

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ストレスや病気によるもの

毎日お腹が鳴っているとマンネリ化してしまいます。

お腹が鳴るのはいつものことだから、あまり気にしていない!なんて思っていませんか?

いつもより感覚や音の大きさ、お腹が鳴ったら必ず下痢になるなど、体調に変化があったら、それは何かのサインかもしれません。

 

明らかに普段と違う場合は、すぐに病院へ行きましょう。

それでは、見て行きましょう。

 

ストレスなどによる胃の炎症

継続的にストレスを受けていると、自律神経のバランスが崩れてしまい、胃酸が過剰に分泌されてしまいます。

その時に、グルグルと音が鳴ります。

 

また、過剰なストレスによって胃炎になった場合も、お腹がゴロゴロ鳴るという症状があります。

胃炎の場合は、腹部の痛み、吐き気などの症状も伴う為、違いがわかりやすいです。

食べ過ぎやコーヒーの過剰飲料などでも、胃が荒れてしまうことがありますので、気をつけましょう。

 

あなたはストレスを感じていなくても胃は正直ですから、胃痛がある場合は炎症を起こしている可能性があります

 

呑気症(どんきしょう)

聞きなれない言葉ですね。

これは、不安な気持ちになったり、ストレスなどで無意識のうちに、たくさんの空気を吸い込んでお腹に空気が溜まってしまう病気です。

 

お腹はパンパンに張ってしまい、溜まった空気は外に出ようとします。

その為、ゲップが多くなったり、おならが異常に多かったりします。

私の母親がこれで、空気が多いせいなのかわかりませんが、おならは臭くありません。

 

とにかくゲップとおなら(臭くない)が多くなるので、その場合は疑ってみましょう

 

大腸ポリープ・大腸がん

お腹が鳴るだけではなく、お腹がずっと強く張っているような感覚がある場合は、疑いましょう。

但し、大腸がんなどは症状が出にくいと言われております。

 

その為、

  • 消化不良を起こしている
  • 便秘が長く続いている
  • 下痢が続いている
  • 排便に血が混じっている

お腹の張りや、音などで判断するのではなく、このような症状からも判断していきます。

早めに症状を見極めるか、おかしいと思ったら、まず検査をしてみてください。

 

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、大腸や小腸などの消化管が過敏になり、腹部の不快感や便秘、下痢が起きる病気です。

その他、ゴロゴロ鳴ったり、お腹が張るなどの症状がでます。

 

実は、私はストレスによる過敏性腸症候群なんです。

この症状の特徴として

  • 下痢
  • 便秘
  • 下痢と便秘が交互

この3つに分かれますが、私は3番目の下痢と便秘が交互にきます。

 

私が一番困っているのは、下痢です。

食後突発的に起きることが多く、突き刺さるような痛みが断続的にありますが、一度出してしまえば起きません。

しかし翌日から数日間は便秘という繰り返しです。

 

逆流性食道炎

実は、これにも私なってしまったことがあります。

私の場合は食べた後に、すぐに寝ることが原因でした。

 

逆流性食道炎は、その名の通り胃酸が逆流して、食道が炎症を起こす病気です。

主な原因は、

  • 私のように食べたらすぐに寝る
  • 食べ過ぎ
  • 過度なストレス

症状は、胸やけや吐き気などがありますが、私は胸やけがひどく大好きなキムチが痛くて食べれませんでした。

また、胃酸が逆流するときにギュルルルと音がなる時があります。

 

胃などから酸っぱいものがせりあがってきたら、まずは内科で受診して、悪化させないようにしてください。

 

お腹が鳴るのを止める方法!

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毎日恥ずかしい思いをしていれば、お腹が鳴るのを止める方法がないのかを真剣に悩みます。

会議や授業中など、集中しなければならない時にかぎって、お腹が鳴ることがあるので冷や汗ものです。

 

なんとか鳴らないように、くの字になったり、祈りをささげたりしても通じず

シーンとなったとき、キュルキュル、グゥーなんてお腹が鳴ったら恥ずかしい!

それを何とか止める方法をご紹介します。

 

病気以外で鳴るケースの場合に限ります。

 

背筋を伸ばし胃の活動を一時的に抑制

背筋を伸ばすことで、お腹の鳴る回数を減らしたり、止めることができます。

お腹の中は腹腔(ふくこう)と呼ばれていて、風船のように膨らんだ状態になっています。

 

お腹が鳴りそうに鳴った時に、背筋をピーンと伸ばすことで腹腔の容積が小さくなり、胃の活動を一時的に抑えることができます

あっと思ったら、スッと背筋を伸ばすと、お腹がグッと締まって抑えられるわけ。

 

思い切り息をすって一時的に胃の活動を抑制

あっ!鳴りそう

そんな時は、上記でお伝えした背筋を伸ばして、鼻から思い切り空気を吸い込みましょう。

 

ポイントは、鼻から空気を吸いお腹を膨らますイメージで行います

お腹に空気を溜めることで、一時的に胃の活動を抑えることができます。

 

息を吐きながら背中を叩いて胃の中の空気を移動させる

上記でお伝えした、鼻から息を吸い口から少しずつ息を吐きだします。

その時に、背中(胃の後ろあたり)をこぶしでトントンと軽く叩きましょう。

すると胃の中の空気が少しずつ移動してくれます。

 

背中を叩くので、周りを気にしないとできませんが、背筋を伸ばし背中が凝ったようなふりをして叩く。

もしくは、事前にやっておくことです。

 

水分補給をする

お腹が空いて「グゥー」となりそうな時に、私が良くやるやり方ですが、水分補給ができるという前提です。

ひと口もしくは、ふた口飲んで空腹期収縮時に起きる、強い収縮を強制的に抑えてしまいます。

もし、糖分の入った飲み物であれば、少しだけ長く鳴るのを抑えられます。

 

まとめ

お腹がグルグル鳴る原因について見てきました。

主な原因は

  • 自然現象
  • 食べ物や飲み物
  • ストレスや病気

この3つから鳴るケースがありますが、特に注意をしたいのはストレスや病気によるものです。

グルグル鳴る以外の症状がある場合は、すぐに病院へ行きましょう。

迅速な行動によって、早く治ることに繋がります。

 

ストレスや病気以外でお腹が鳴ることは、ある意味自然なことですから、それほど気にする必要はありませんが・・・。

恥ずかしさは残ってしまいます。

そんな時は、4つの止める方法を実践してみてくださいね。

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