「みんな納豆ってすごい栄養があるよ!と聞くけどどんな栄養があるの?」
「血液をサラサラにするのは聞いたことがあるけど、あとはわからない!」
このような、全く知らなくても、一部知っていても他にどんな栄養素があるかわからないという人は、ご覧いただければ役立つと思います。
ちなみに、あなたは毎日納豆を食べていますか?
なかなか食べれていない人も多いかと思いますが、納豆のすごいところをちょっとだけお話すると。
納豆といえば、発酵する前に納豆菌を付着させます。
この納豆菌は、免疫力を上げたり、腸内環境を整えて便秘解消、肌荒れなど、さまざまな効果があります。
便秘解消や肌荒れは、女性にとっては嬉しい話ですね。
こんな納豆ですが、さらに納豆の栄養素を知れば、毎日食べても損はないと思うはず!
そこで今回は、納豆の栄養素をまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。
納豆が嫌いな方も、ちょっとは好きになりますように♪
目次
納豆に含まれる栄養とは!
納豆は、体に良い!
昔から聞くけど、本当のところわからないことが多いです。
今までなんとなく体に良いから食べていた方も、なるほど!と思って頂けるようにご紹介していきます。
今回、納豆に含まれる栄養素のうち9個をご紹介します。
これら、1つ1つの栄養素すべてが、すばらしい働きをしてくれ、私たちの体にとって良い影響を与えてくれます。
それでは、9つの栄養素と一緒に、体にどんな効果があるのかも見ていきましょう。
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼは、名前通りで納豆にしか存在しない栄養素の1つです。
血液さらさらの効果があると聞いたことないですか?
もしかしたら、初めて聞いた人もいるかもしれませんね。
結構有名なナットウキナーゼですが、体にどんな効果をもたらしてくれるかというと。
- 血液サラサラ
- 腸内の悪玉菌を抑制し善玉菌の底上げ
- 腸内環境を整えて便秘解消
- コレステロール値の上昇を抑制
- 動脈硬化の予防
- 高血圧の抑制
このような効果があるとされています。
この1つだけで、かなり体には良いことがわかりますが、実は弱点があります。
《弱み》
ナットウキナーゼの弱点は熱に弱いこと。
納豆オムレツや味噌汁などは加熱するため、いなくなってしまいますので、そのまま食べましょう。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きがあるとされている為、女性にとっては優秀な栄養素となっています。
どのような効果があるかご紹介すると
- 更年期障害の予防
- 骨粗しょう症の予防
- 活性酸素を減らし老化防止
- がん予防
注目したいのは3つ目の活性酸素を減らす役割があること。
アンチエイジング効果が期待され、美肌や美髪をキープしてくれますから、出来る限り食べて行きたいですね。
大豆たんぱく質
納豆のもとである大豆は「畑のたんぱく質」と言われるくらい、植物性たんぱく質が豊富です。
しかも、植物性たんぱく質は動物性たんぱく質と違い、脂質をほとんど含まないのも特徴なのです。
大豆たんぱく質の効果は
- 血液中の脂質を排出
- コレステロール値を下げて心臓病予防
- たんぱく質で作られる筋肉や髪などをつくる
体にとってたんぱく質は大事な栄養素ですから、出来る限り食べていきたいですね。
但し、植物性だけではなく、動物性たんぱく質も体には必要になりますから、バランス良く取りましょう。
納豆レシチン
レシチンは、さまざまな細胞の膜を作る重要な栄養素の一つです。
また、脳神経の神経伝達物質の生成を促す作用があることが知られています。
主な効果は
- 内臓や脳神経の細胞を正常に戻す役割
- 集中する時間や記憶力の向上する為、認知症予防
- 血糖値を下げ糖尿病予防
体の内側から正常に戻していく効果があるようです。
ちなみに、このレシチンは若がえりの栄養素とも言われており、女性にとっては嬉しい栄養素になります。
カルシウム
これは、誰でも聞いたことがある栄養素ですね。
カルシウムと言えば骨を太く丈夫にする役割や、イライラを抑える働きがあります。
また納豆にはカルシウムの吸収率を高める働きもあるので、他のカルシウムを含む乳製品や魚類などと一緒に食べると、さらに効率的に摂取することができます。
納豆と乳製品を一緒に取るのは抵抗があれば、無理に取る必要はありません。
ビタミンB2
ビタミンB2は大豆に含まれていますが、納豆菌の影響でどんどん増加していきます。
その為、1パック食べるだけで1日の3分の1の栄養を摂取できてしまうのです。
また、ビタミンB2は脂質をエネルギーに変える時に、大活躍してくれるので、少し太り気味な人や、メタボ体型の人は摂取しておきたい栄養素になります。
主な効果は
- 口内炎の改善
- 疲れ目による充血を改善
- 髪の痛みを予防
- 疲労を回復
- 脂肪燃焼
モリブデン
モリブデンは貧血の予防に効果的とされている成分です。
貧血になりやすい人はレバーを良く取ると良いと言われますが、納豆にも同じモリブデンが含まれております。
さらに、モリブデンが含まれている豆類やレバー、大豆商品の中で納豆はダントツです。
他には、体の中の毒素を排出してくれる働きがある為、尿酸の代謝を良くして痛風予防にも効果があるとされています。
ポリアミン
ポリアミンは主に納豆などの発酵食品に多く含み、細胞の増殖や再生に必要な栄養素です。
主な効果は
- 老化防止
- 代謝を良くする
- 成人病予防
新陳代謝が良くなると、お肌のシミや黒ずみなどが薄くなり、ツヤツヤのお肌になりますね。
お肌のターンオーバーを促してくれる役割もあるそうなので、嬉しいですね。
不溶性食物繊維
食物繊維の中には、水に溶けやすい水溶性食物繊維と溶けにくい不溶性食物繊維があります。
納豆は不溶性食物繊維なので、腸の中まで届き、腸内環境を整え便通をよくしてくれます。
食物繊維の効果としては、便通を良くすることで腸内環境が良くなり、大腸がんの予防にもなるとされています。
また、お通じが良くなることで、体の中の排泄物がなくなりますので、ニキビなどの肌荒れが改善されたりします。
まとめ
納豆の栄養素を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
毎日食べている方や、そうでない方も、あらためて納豆のすごさを感じていただけたのではないでしょうか。
納豆菌さまさまですね♪
しかし、食べ過ぎには気をつけましょう!
こんなに体に良い栄養が入っているんだからと納豆を、たくさん食べると体に良くありません。
食べ過ぎによるリスクは何があるのかを、まとめたので参考にして見てください。
また、納豆は夜と朝どっちに食べれば良いのか悩んでいる人は、参考にして見てください。
これで、あなたも納豆によって、どんどん腸内環境がよくなり、さまざまな予防をしていきたいですね。
毎日、継続して食べることが重要ですからね。