季節的に寝汗をかく時期ではないのに、気付いたらパジャマがびっしょり。
夏だったらわかるけど・・・えっ!なんかの病気!?
考えれば考えるほど、すごく心配になりますよね。
そんな悩みを解決できるように、今回は
- 寝汗がひどい!可能性のある病気
- 病気以外で考えられる原因
- 冬でも寝汗がひどい!考えられること
- ひどい寝汗の対策
この4つをまとめています。
あなたの心配事が1つでも無くなくなれば光栄です。
それでは早速見て行きましょう。
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目次
寝汗がひどい!可能性のある病気
人は寝ている時に汗をかくのは普通です。
しかし、寝る時の環境などが変わりなく、昨日は大丈夫だったのに今日は汗がびっしょりになった場合は、病気の可能性もあります。
今回ご紹介するのは7つです。
風邪などの高熱
風邪やインフルエンザなどのウイルスが体に入った場合、熱が出る時があります。
私も熱が出た経験がありますが、パジャマを着替えないといけないくらいに汗をかきます。
体は、高熱を出してウイルスを退治しているので、治るまでは辛抱しましょう。
ウイルス退治が終われば寝汗の心配もなくなります。
バセドウ病
これは、甲状腺の病気で甲状腺ホルモンの分泌量が多くなってしまう病気です。
体の代謝が良くなりすぎて、寝ている時も日中の運動以外でも汗をかきやすくなります。
常に汗をかいている為、エネルギーの消費が激しく急激に痩せてしまったり、疲れやすいのです。
他の症状としては、首の腫れ、イライラ、動悸、眼球が飛び出るなどがあります。
症状が寝汗以外でもあることから、気付きやすいです。
夜間低血糖
糖尿病の方も、夜間低血糖になりやすいので注意が必要です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に説明をしていきます。
食べ物を口にすると血糖値が上がり、下げる為にインスリンが適量分泌され下げてくれています。
しかし、インスリンが過剰分泌した場合、血糖値の許容範囲を超えて下がってしまうのです。
この許容範囲を超えて血糖値を下げてしまう原因があります。
- 食事を抜いたりするダイエット
- 寝る前に甘いものを沢山食べる
- インスリンの量を間違えた
この3つが主な理由で、非常に危険ですから注意しましょう。
寝ている時に低血糖になると、寝汗に繋がる怖い夢をみたりするようです。
結核
この結核に感染してしまうと、寝ている時に寝汗がひどく驚いてしまうそうです。
さらに、咳もひどく風邪のような症状が数週間続くと、結核の可能性があります。
あまり酷くなりすぎると、吐血したりすることがありますので、寝汗の量と咳こみが長続きするという所で判断して、早めに病院へ行きましょう。
白血病
初期の症状で、とてつもない寝汗や立ちあがる気力が無いくらいの、だるさが襲ってきます。
この時点で、体がおかしいと感じ病院へ行きましょう。
手遅れになると、私が以前働いていた同僚の様に、お亡くなりになるケースもあります。
一刻も早い発見と治療が必要です。
自律神経失調症
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで起こります。
体にも精神的にも、さまざまな症状がでて、気温が低くても寝汗がでやすくなります。
こんな生活に直面していませんか?
- 生活が不規則(寝不足、不休)
- 職場や学校での過剰ストレスを受けている
- いつも過度のストレスと感じている
- 引越しや転勤などで環境が変わった
このように、ストレスが日常的に溜まって行くと自律神経失調症になり易くなります。
更年期障害
一応これも病気の一つで、40代後半から更年期障害になる方もいます。
この時、体の中では、エストロゲンの分泌量が急激に減り、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
このホルモンバランスが崩れてしまうと、自律神経にも影響がでてしまうのです。
自律神経の乱れることで、発汗があり寝汗が多い理由にもなっています。
また、特徴としては上半身に汗をかきやすくなるみたいです。
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病気以外で考えられる原因
病気以外で、寝汗がひどい時に考えられるのは、女性ホルモンの影響によるものです。
女性ホルモンには
- エストロゲン
- プロゲステロン
というものがあり、このバランスが乱れた時に寝汗をかきやすくなります。
ホルモンバランスが乱れている時は、体内でプロゲステロンが優位になり、睡眠作用があるため眠気を催します。
この時、基礎体温が高くなるので、寝ているときの寝汗がひどくなります。
冬でも寝汗がひどい!考えられること
冬でも寝汗?って思うかもしれませんが、あり得ます。
基本的には、体を温めすぎてしまっていることが寝汗を引き起こす原因です。
3つの原因がありますので見て行きましょう。
布団のかけ過ぎ
冬は体も冷えて、お布団の中も寒いですよね。
その為に、毛布や羽毛布団などをたっぷりかけ、隙間から冷気が入らないようにしています。
私も寒いのでやってしまいます。
でもこれが寝汗の原因なのです。
たっぷりかけると温かいのですが、寝ている間に体が熱くなり、熱の逃げ場が無くなってしまいます。
その為、体の中では一生懸命、汗をかこうとしますので、寝汗がひどくなってしまうのです。
冬の寝汗はこの後が肝心です。
布団の外は寒いので、急激に体が冷えて風邪をひいてしまうことも考えられます。
着替える際は注意しましょう。
体のあたためすぎ
体が冷える冬場は、こんなことをして寝ていませんか?
- お風呂に入ってすぐに寝ている
- こたつで、体中温まって寝ている
- 運動した後にすぐに寝ている
体が冷えていると、お風呂でじっくり温まってすぐに布団に入りたくなります。
しかし、芯まで温まってホカホカの状態で寝ると、体温の逃げ道が無くなってしまうのです。
要するに、体温が必要以上に高く布団で保温されている為、頑張って下げようと大量の汗をかくのです。
こたつで肩まで入って、しっかり温まってから布団に入るのも同じですから注意です。
良かれと思うことは、却って体に負担を与えることになるのです。
部屋のあたためすぎ
エアコンの温度が高かったり、タイマーをセットして寝ていませんか?
暖房をかけて寝ると、室温が上がり過ぎて寝汗を沢山かく原因になります。
基本的には、寒いからといって過度の温度調整をする必要はありません。
最初は、寒くても段々と体温で布団の中が温かくなります。
ひどい寝汗の対策
寝汗がひどくならないようにする対策に関してご紹介します。
その前に、1つだけ注意点があります。
それは、病気による寝汗の可能性もあると言う事です。
寝汗の量がひどかったり、体調が悪かったりした場合、一度病院で診てもらう事をおすすめします。
その上で、何も無ければ他の原因になりますから対策を行いましょう。
吸水性のある寝具にする
急に薄着になったり、布団を薄くすると寒くて眠れなくなってしまう事があります。
そんな無理はせず、パジャマの下に汗を吸いやすいTシャツなどを着たり、毛布を1枚取って代わりにタオルケットをかけると、熱がこもって蒸れても寝汗がひどくなくなります。
タオルケットが冷たいなら、敷毛布にすれば温かいです。
布団はふっくらと適度な重みもあって気持ちいいですから、それを活かして他で調節するようにすれば、快眠できます。
体をや部屋を温めすぎない
体も部屋も必要以上に温めないようにすることがポイントです。
お風呂から出て、体温を逃がしてからお布団に入ったり、こたつで全身を温めずに布団に入りましょう。
その方が、寝付きが良いとされています。
部屋は少し寒いくらいがちょうどいいので、エアコンを寝る前に消したり、エアコンに頼らずに湯たんぽにするなど、工夫してみましょう。
薬を服用する
女性のホルモンバランスの乱れが原因であるなら、それを補う薬を飲むといいでしょう。
更年期障害を和らげるものや、女性特有のホルモンバランスの乱れで起きる寝汗の悩みを解消してくれる漢方があります。
漢方薬は、バランス乱れを少しずつ整えてくれるので、おすすめです。
但し、自己判断で服用すると危ないので、病院の先生と相談の上、服用しましょう。
まとめ
寝汗がひどいのは何かの病気なのか見てきました。
病気以外や冬の寝汗に関しては、それ程悩む必要はないようですね。
ただ、病気だけは時間が経つと怖いものもあります。
寝汗が病気とイコールではありませんが、日常生活に変化もなく突然、寝汗がひどくなれば疑った方がよさそうです。
ちなみに、夏場は寝汗をかくのは当たり前と思わない方がよいです。
気温が高いので気付きずらいので注意しましょう。
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