朝起きた直後、なんか眠い!
毎日ちゃんと寝ているのに、どうしてこんなに眠いのと悩んでしまいます。
これでは、仕事や学校の授業にも影響してしまいます。
今は、朝から眠く無くなった私ですが、以前は不規則な生活をしていた為に、朝から眠い、だるいなんて毎日ありました。
私の場合は、ほとんどが仕事の悩みで夜眠れず、疲れが取れない事が原因でした。
そこで今回は
- 朝から眠い驚くべき原因とは!
- 朝から眠い!5つの解決方法
をご紹介しますが、私のような原因の他にも、驚くべき原因があったので、まとめてみました。
参考にして頂ければと思います。
目次
朝から眠い驚くべき原因とは!
普通に寝てたのに起きてからも、ずっと眠い朝を迎えるのは辛いです。
しかも毎日だったら何かの病気なの?って思って心配になってしまいます。
朝から眠くてしょうがないのは、ただ単に寝不足だけだったらいいですが、違う原因もあります。
それでは、いくつかある原因を見て行きましょう。
寝付きと睡眠の質の悪さ
寝付きが悪かったり、睡眠の質の悪さが原因となっているケースです。
寝付きが悪く夜寝れない場合は、眠気や起きれないこともあります。
誰でも寝付きが悪くて、寝れない経験はあると思いますが、いくつか原因があります。
- 目や脳に刺激のあるスマホを直前までやっている
- お風呂に入ってすぐ寝る
- 食べたらすぐ寝る
- 考え事が多い
この状態では、体や脳が休む態勢になってなく、なかなか眠れず、布団に入っても寝るまで時間が掛かってしまいます。
よいリズムでの睡眠が得られていないために、起きたあとでも眠くなってしまいます。
また、睡眠の質の悪さは、ストレスや枕の高さ、寝る体制などが原因です。
すぐに目が覚めたり、夜中に何度も目が覚めてしまい、ぐっすり眠れていない状態にあります。
両方とも、脳や体がしっかり休息されていません。
このままの状態ですと、朝起きて眠いとかだるいなどの体の不調に繋がります。
薬の成分の影響
いま服用している薬の成分が影響して、朝起きても眠かったりします。
何か薬を服用していませんか?
例えば
- アレルギーを抑える抗ヒスタミン薬
- 抗不安薬
- 抗うつ薬
- 睡眠薬など
この辺りが該当してきますが、すべて眠気を誘います。
夜寝る前に服用して、効き目が長続きしてしまったり、不安で量を飲み過ぎたり、間違ったりすると朝まで影響が出てしまいます。
寝る直前や睡眠中に起こる症状
お布団の中に入ってからや、睡眠中に起こる症状が原因の可能性があります。
せっかく寝ようとした時に、突然かゆくなる!寝ている時に呼吸が止まる!
こんな状態では、寝ても寝足りず、朝も眠い状態が続いてしまいます。
簡単に見て行きましょう。
むずむず脚症候群
夜ほとんど寝れない為、朝だけではなく日中も強い眠気が襲ってきます。
初めて名前を聞く人も多いと思います。
実は、私も知りませんでした。
お布団に入った直後や寝ている時に、足の中にムカデが動いているような不快感が生じて眠れなくなる症状です。
むずむずするような感覚から、この名前がつけられたそうです。
寝たいのに不快感から脚が気になって眠れなくなり、眠りが浅くなって不眠状態になります。
睡眠時無呼吸症候群
良く聞く名前なので、聞いたことがあると思います。
仰向けで寝て、いびきを良くかく人や、太り気味の人に多い症状です。
これは、眠り始めて体がリラックスすると、舌が落ちてきて気道を塞いでしまいます。
その時に、数十秒から1分以上呼吸が止まってしまいます。
これが繰り返し起こる為、睡眠が浅くなって、朝から眠いのです。
治療を行わないと、心臓病や脳卒中、糖尿病を引き起こすこともあるので、とても危険な状態と言えます。
特有の病気の可能性
朝から眠い症状がでる特有の病気は2つあります。
1つ目は、睡眠の質に関係なく、突然の眠気に襲われるナルコレプシー。
2つ目は、朝は気持ちが持ち上がらないうつ病。
1つずつ簡単に見て行きましょう。
ナルコレプシー
この症状は、生活にかなり支障がでてしまい仕事や学校へも行けなくなってしまう可能性もあります。
特徴としては、仕事中や授業中、食事中であろうが、耐えられないほどの眠気が来てすぐに寝てしまいます。
恐ろしい事に、本人は気付きません。
周りからすると、気を失ったような状態に見えてしまいます。
レム睡眠に入るときの状況に似ていて、個人差はありますが数時間に1度のペースで強い眠気に襲われます。
うつ病
うつ病は、誰にでも起こる可能性のある「こころの病気」です。
上記の薬の影響で少し触れましたが、抗うつ薬の影響もありますが、うつ病の方は午前中は気持ちが上がりません。
私の友達も、うつ病になった人がいますが午前中は、殆ど動きませんでした。
というか、気力がなく何もしたくないので、朝はずっと寝ていたそうです。
その人は、夜眠いタイプでしたので、眠りが浅く午前中は眠気もあったそうです。
朝から眠い!5つの解決方法
朝から眠い原因を把握しても、何か解決策は無いのかと思います。
病気や薬を服用する症状の場合は、治療の時間はかかりますが、寝付きが悪かったり、ちょっとした睡眠の質の場合は、改善はできます。
では、どのような解決方法があるのかを、早速見て行きましょう。
寝るための準備
寝る為の準備ってなに?って思いますよね。
でも、これが大事なんです。
人は、交感神経と副交感神経があり、寝る前は副交感神経に切り替わるんです。
その切り替わりが上手く行かず、交感神経の状態で布団の中に入れば、興奮状態になっている為、寝れないのです。
では、どのようにすれば寝る為の準備が出来るか、対策をご紹介します。
- 脳を休める為、寝る1時間前くらいからテレビ・パソコン・スマホをやめ刺激を無くす。
- 寝る1~2時間前に湯船に浸かってリラックスすると、副交感神経に切り替わりやすい。
- できれば寝る3時間前には食事を済ませ、夜食などは取らないようにする。
- 軽めのストレッチ
これで、寝る為の準備ができ寝付きがよくなります。
もし、空腹で眠れない時は、ホットミルクやハーブティ、はちみつレモンなどを飲むと、空腹感を押さえられ体も温かくなり、寝付けます。
この他に、私が実践して今でも早いと10分で寝れてしまう方法を、参考に見てください。
寝具や姿勢を変える
寝具のせいにしてはいけませんが、たまに寝具自体が合わない時があります。
私は、以前少し硬い枕をしていたのですが、柔らかい枕に変えたら、すごく変わりました。
この事から、少しは影響があると考えています。
では、具体的な対策は
- あなたに合う枕や布団を軽くしたりする
- 睡眠時無呼吸症候群の場合、口呼吸でなく鼻呼吸になるよう、横向きに寝たり、抱き枕をしたりする
このように、ちょっと変化するだけでも質の良い睡眠に繋がり、結果として朝眠いという症状が緩和されます。
ストレスを発散
ストレスを溜めていませんか?
ストレスは、さまざま病気の引き金になる可能性があります。
ストレス自体をゼロにすることは、出来ませんが好きな事をやったり、体を動かしたりして解消していきましょう。
私は、お風呂が一番リラックスしますので少し長めに入って鼻歌を歌ったりしています。
朝の行動に少し変化を付ける
目が覚めてから、ボーっとしていることが多い人もいるのではないでしょうか。
朝起きてからの行動を少し変化させて、体が活動する準備を早めてみましょう。
- カーテンを開けて日を浴びて軽めのストレッチをする。(寝たまま軽いストレッチもOK)
- コーヒーや紅茶など、カフェインを摂って目を覚ます。
- 必ず朝食を摂る。
- 好きな音楽をかけながら支度する、もしくは聞きながら出かける。
- 出かける時も、少し早歩きをしてみる。
- 手のひらマッサージで親指の付け根あたりや、爪の両サイドを押すなどでツボを刺激する。
全部やる必要はありませんが、あなたに合うものを試すと良いです。
医療機関への診察
自分でもおかしいと思ったり、周りが変だと言っていたら、自己判断せず、医療機関で受診しましょう。
ナルコレプシー、むずむず脚症候群が疑われるときは、神経内科や睡眠障害専門の医療機関に行ってください。
もちろん、うつ病に関しても早めに見てもらい、きちんとした治療を受け、指示に従えば改善していきます。
その他、毎日同じ時間に寝たり、栄養バランスの良い食事を取るなど、生活習慣の改善をするのも効果的です。
まとめ
朝から眠い原因と解決方法について見てきました。
日本人は他国に比べて睡眠時間が短いそうです。
よく眠れていない人も多く、枕や寝具を買い替えるケースを増えています。
寝付きや睡眠の質、薬の影響であれば改善は早いですね。
いろいろ試した上で、それでも朝起きても眠いなら、病気を疑ってください。
朝起きて眠いと、やる気も元気も半減してしまいます。
朝の目覚めは1日の始まりですから、気持ちよく快適にいられるようにしたいですよね。