新しい靴をおろして、ウキウキしながら歩いていると、かかとが痛い!
こんな経験、一度はあるのではないでしょうか。
私は、中学高校とローファーだったので、靴を新しくすると固いので良く靴擦れを起こしていました。
毎日同じものを履くので、中々治らないんですよね。
でも、かかとの靴擦れってどうして起きてしまうのでしょうか。
新品の靴だから?
実は他にも原因があるんです。
そんな、かかとの靴擦れの原因と合わせて、水ぶくれになってしまう原因も一緒に見て行きましょう。
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目次
かかとの靴擦れの原因とは?
そもそもどうして、かかとの靴擦れが起きるのか?
毎回新品の靴を、おろした時だけ靴擦れが起きてしまうのであれば、何となくわかるかもしれません。
簡単にお伝えすると、足と靴との摩擦が原因です。
ちょっと簡単にお伝えし過ぎちゃいましたね。
下述に、どのような状況で、かかとの靴擦れが起きてしまうのか!を少し詳しくまとめていますので参考にして見てください。
ちょっと、その前に!
靴擦れができる部位って主に「足の指」や「かかと」に出来ることが多いですが、全部で約9箇所もできます。
- 親指の側面
- 親指の付け根
- 足指の間
- 小指の側面
- 小指の付け根
- かかと
- 足裏の指の付け根辺り
- 指の甲
- 足の甲
意外と多くてビックリしますよね。
靴擦れは部位や状況によってでき方が違います。
例えば
- 足先や甲に出来る靴擦れは圧迫によるもの
- 足の裏に出来る靴擦れは滑りによるもの
- かかとは摩擦によるもの
足にはかなりの負荷がかかっていて、圧迫されると内出血を起こし、血豆が出来やすくなります。
滑りによるものは、足に汗をかいてふやけて運動などで体重がかかった時に、皮がむけてしまします。
主に、止まったり動いたりの激しいスポーツなどで起こりやすいです。
かかとは、新しい靴をおろした時に合わなかったり、動くことで摩擦が起き炎症を起こします。
最終的には、水ぶくれになって皮が剥けたりします。
それでは、どのような状況で、かかとの靴擦れが起きてしまうのかを、見て行きましょう。
靴の素材が硬いため
男性も女性も仕事用で、革靴を履くことはありますよね。
特に新品は、馴染んでいない為、硬いですね。
このように新品の靴は硬いので履いてると、かかとの上あたりに靴擦れができます。
これは靴を履いて歩くとわかりますが、かかとから足首の部分は意外と動きます。
その唯一動く箇所と、靴で一番硬いところが擦れるからなのです。
当然、筋肉も少なく皮の下がすぐ骨のかかとが、カチカチの靴と擦れあうと強い摩擦が起きます。
歩けば歩くほど摩擦が起き、最終的にかかとが耐えられなくなり、靴擦れの原因になってしまうのです。
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サイズが合っていない
サイズが合わないと靴擦れになり易くなります。
例えば
- 歩くと靴が大きすぎてカパカパしたり、小さすぎて痛い
- 指先に行くにつれ細くなっているもの
このような靴を履いていませんか?
サイズが大きい場合、歩くたびにかかとが脱げる状態で不安定になり、摩擦が強くなっておきます。
また、サイズが小さい場合、つま先が圧迫されて逃げ場がなくなり、靴擦れになります。
大きかったり小さかったりは、購入する時に履いてサイズを確かめなかったり、ネットなどで購入すると、この様な事態になります。
また、私が靴擦れになった中学高校は、成長期でしたから親の配慮で、少し大きめな靴を履かされていました。
これも靴擦れの原因となってしまいますので気をつけましょう。
指先が細い靴は、女性のパンプスなどによく見受けられます。
ヒールが高いと、つま先に重心がいき、足の小指が擦れたり圧迫されて靴擦れになります。
また、かかとの上部も強い摩擦によって靴擦れができます。
足の形状があっていない
靴売り場で試し履きをするとき、片方だけ履いて決めていたら危険です。
実は、左右の足で大きさが違う場合もあります。
靴は、誰にでも合うように決められた形に作られていますが、足の形は同じようで微妙に違います。
なので両方履いて店内を歩いて見るのも必要です。
その時に、違和感がなければフィットしていますが、かかとのくびれがあっていないと隙間ができたり、くいこんだりします。
このくらい我慢すれば大丈夫か!と思って購入してしますと、ズレが出てきて靴擦れができてしまうのです。
歩く時に体の左右のバランスが崩れている
あまり気付きにくいですが、本来歩く時は足に均等に体重をかけています。
でも、歩く時の姿勢で左右のバランスが崩れてしまうと、どちらかに体重が乗り過ぎてしまいます。
片方に体重がかかり過ぎると、靴と足に摩擦が起きやすく靴擦れになります。
定期的に靴底をチェックして左右均等に削れているかを見るのも1つの方法です。
靴擦れで水ぶくれになる原因ってなに?
基本的には、靴擦れの原因と同じで摩擦によるものです。
では、どうして水ぶくれになるのかと言うと、靴擦れをしている事を知りながら、何も応急処置をせず履き続けたからです。
要するに炎症から破損したというイメージです。
摩擦をかけ続けていると、次第に皮膚の下の組織が傷ついてしまいます。
その時に、皮膚の下から水分が出てきますが、皮で覆われている為、逃げ道が無く水ぶくれとなるのです。
ちなみに、転んだ時の擦り傷から、膿のような水分が出てくることがありますが、それと同じです。
まとめ
かかとの靴擦れの4つの原因をみてきました。
特に、
新品で靴が硬い
サイズが合わない
この2つが、かかとや指に摩擦が起き、靴擦れの原因になり易いです。
靴がフィットしていれば靴擦れは起こりにくいですから、しっかりサイズや履き心地を確認して購入をしましょう。
また、体のバランスが崩れての靴擦れは、靴を変えただけでは治せません。
体や骨格から矯正しないと行けなくなりますので、良い診療所を見つけて相談しましょう。
原因も大事ですが、予防も大切です。
参考に見て頂ければ、足からと靴からの予防法がわかります。
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